イントロダクション
「インターステラー」「ダンケルク」など、生み出す作品が常に注目を集めるクリストファー・ノーラン監督の最新作。製作開始時からすべてが謎に包まれた本作では、人間が信じてきた〈時間のルール〉から脱出することが大きなテーマに。
謎めいたミッションの遂行者に選ばれた主人公は、時間に秘められた衝撃的な秘密を明かし、第三次世界大戦を止めなくてはならない。そして人類を滅亡の危機から救うキーワードがタイトルの『TENET(テネット)』なのだ。
出演は「ブラック・クランズマン」のジョン・デヴィッド・ワシントン、「トワイライト」シリーズのロバート・パティンソン、「ダンケルク」のケネス・ブラナーのほか、エリザベス・デビッキ、アーロン・テイラー=ジョンソン、クレマンス・ポエジー、そしてノーラン作品常連のマイケル・ケインら。
脚本はノーラン自身で、音楽を「ブラックパンサー」のルドウィグ・ゴランソン、撮影をノーランと3度目のコラボとなるホイテ・ヴァン・ホイテマが担当する。撮影はIMAXカメラで行なわれ、イタリアやインド、ノルウェー、エストニアなど世界7か国でロケを敢行。
ストーリー・登場人物
ウクライナのオペラハウスで発生したテロ事件を阻止すべく、特殊部隊が館内に突入した。その一員である名もなき男(ワシントン)はテロ組織に捕らえられてしまい、毒薬を飲まされる……
だがそれはニセの毒薬で、こん睡状態から目覚めた男は、フェイという人物から、あるミッションを命じられる。彼が言うことには未来では時間の逆行と呼ばれる装置が開発され、人や物が過去へ移動できるようになっており、それを使って未来からやってきた敵と戦い、世界を救うというものだった。謎のキーワード『TENET(テネット)』を使い、第3次世界大戦を防ぐという巨大な任務を、名もなき男は遂行することができるのか?
主人公(名もなき男)/ジョン・デヴィッド・ワシントン
ニール/ロバート・パティンソン
セイター/ケネス・ブレナー
キャット/エリザベス・デビッキ