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「エージェント:ライアン」(2014)のチェレヴィン
ジャック・ライアン・シリーズをケネス様監督でリブート。悪役チェレヴィンも演じているんだけど、これは今見直すべき! なぜって「TENET テネット」のセイターのロシア訛りの英語は、すでにこの作品で完成してたことに気付かされるはずなので。チェレヴィンもセイター同様に「お淋しい方ね……」ってタイプのヴィランです。
「ダンケルク」(2017)のボルトン中佐
言わずと知れたクリストファー・ノーランの戦争映画。ケネス様が演じたのは、空・陸・海パートの内の陸パートで登場するボルトン海軍中佐役。ダンケルクの海岸の防波堤で撤退作戦の指揮をとっているんだけど、なんせ中佐の最後がかっこよすぎるのよね~。陸パートは若手俳優が主体だから、余計に際立つ芝居のうまさよ!
「オリエント急行殺人事件」(2017)のエルキュール・ポアロ
アガサ・クリスティーの名著を監督・主演したミステリー映画。名探偵エルキュール・ポアロをケネス様が演じる? とちょっと不安があったものの、変なヒゲとベルギーのフランス語訛りの英語というややこしい発音も、彼だからこそ乗り越えられた壁。『ハムレット』以来の65mmフィルム撮影にも挑戦しました。
「シェイクスピアの庭」(2018)のシェイクスピア
いまだ謎に包まれているシェークスピアの最晩年を描く歴史もの。引退したシェイクスピアが亡くなるまでの3年を描いた本作。もはやケネス様しか演じることができないであろう、シェークスピア役を演じてます。にしても、ケネス様とジュディ・デンチ、イアン・マッケランの三つ巴とはスーパー豪華。
「TENET テネット」(2020)のセイター
まだ観てない人はソッコー観るように! ケネス様は、世界を破滅に向かわせるべく、時間の逆行のカギとなるプロトコルを集めるロシアの武器商人アンドレイ・セイター役。妻のキャットに対するDVもハンパないですが、見どころは終盤。まさかの半裸が拝めます(ちょいユルで、お好きな方にはたまらない感じ)。
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