SWシリーズ初の実写ドラマとして話題沸騰中の『マンダロリアン』シーズン2が2020年10月30日より配信開始。シーズン1に続き、SW愛がぎっしり詰まった最新シリーズの見どころに加え、その愛くるしさで全世界をトリコにしているザ・チャイルドの魅力にも迫ります!(文・平沢 薫/デジタル編集・スクリーン編集部)

「マンダロリアン」シーズン1おさらい

賞金稼ぎのマンダロリアンは、仕事で"ザ・チャイルド"を捕まえて依頼主に渡すが、彼の命が危ないと知って救出し、共に行動する中でザ・チャイルドのフォースの力によって命を救われる。

マンダロリアンの掟では、拾った孤児は、成人するか仲間の元に戻すまで父親の役目を果たさなくてはならないため、マンダロリアンは彼を仲間の元に返すことを決意するが、その所在地は不明。しかも、旧帝国軍はザ・チャイルドを手に入れようと追跡を続ける。

“ダークセーバー”って何?

シーズン1最終話でモフ・ギデオンが持っていた黒いセーバーは"ダークセーバー"。ジェダイ・オーダーに加わった最初のマンダロリアン、ター・ヴィズラが1000年以上前に作ったセーバーだ。

それを持つ者が全マンダロリアンを率いるという象徴的な意味を持ち、代々マンダロリアンが所有してきた。一時は惑星マンダロアを征服したダース・モールが所有したが『スター・ウォーズ 反乱者たち』でマンダロリアンのサビーヌ・レンが取り戻し、ボ=カターン・クライズが受け取る。

シーズン2 鑑賞POINT
〝マンダロリアン〞の名を広めたあのキャラクターも登場…⁉

”マンダロリアン“ とは、かつて惑星マンダロアに住んでいた誇り高き戦闘集団のこと。その一員である賞金稼ぎマンダロリアンと、フォースの力を持つ幼い”ザ・チャイルド“ の旅を描く『マンダロリアン』は、最初の『スター・ウォーズ』の心意気を引き継ぐ痛快冒険アドベンチャーとして描かれて大ヒット。そのシーズン2の配信がスタートした。

画像: ザ・チャイルドを仲間の元へ返すため、マンダロリアンの旅は続く

ザ・チャイルドを仲間の元へ返すため、マンダロリアンの旅は続く

物語の時代背景は、旧三部作最終作『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』の5年後。まだ帝国軍の残党が各地で略奪行為を繰り広げている世界で、マンダロリアンは、執拗に狙ってくる旧帝国軍からザ・チャイルドを守ることが出来るのか。そして、ザ・チャイルドを彼の仲間たちの元に届けることが出来るのか。2人の旅から目が離せない。

さらに、シーズン2では旧作の人気キャラも登場。まず、そもそも旧三部作”マンダロリアン“ の名を世に知らしめた賞金稼ぎ、ボバ・フェットの勇姿に期待大。演じるのは『EP2』『EP3』でボバを育てるジャンゴ・フェットを演じたテムエラ・モリソン。

画像: シーズン2第1話で早速ボバ・フェットのアーマーが見られる

シーズン2第1話で早速ボバ・フェットのアーマーが見られる

また、アニメ『スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ』で人気を集めたアナキンの女弟子アソーカ・タノが実写版になる。『ゾンビランド:ダブルタップ』やマーベルのTVシリーズ「デアデビル」などのロザリオ・ドーソンが演じるアソーカはどんな活躍をしてくれるのか。

そして『クローン・ウォーズ』『反乱者たち』のマンダロリアンの女性戦士ボ=カターン・クライズも登場。アニメ版の声を演じた、TV「バトルスター・ギャラクティカ」のスターバック、ケーティー・サッコフが扮する。噂ではボバ・フェットの娘や、ハックス将軍の父親が登場するとの説もあり、その辺も気になるところ。

そして、重要アイテムになりそうなのが、前シーズン最終話でモフ・ギデオンが持っていた黒いセーバー、”ダークセーバー“ 。このセーバーは、マンダロリアンを率いる者が持つとされる伝説的セーバーで、アニメ『スター・ウォーズ反乱者たち』シーズン4で、今回登場するボ=カターン・クライズが所有者に。それをなぜモフ・ギデオンが持っているのかが、これから描かれるはず。

スタッフも前シーズンに負けない充実ぶり。新たに人気監督2人、『アリータ:バトル・エンジェル』のロバート・ロドリゲス、『アントマン 』シリーズのペートン・リードが監督として参加する。クリエイターは同じ、『アイアンマン』の監督ジョン・ファヴローで、今回は監督としても参加。また、ギルドのリーダー役で出演中のベテラン俳優カール・ウェザーズは監督でもあり、彼が監督するエピソードも。前シリーズの3監督、デイヴ・フィローニ、リック・ファムイーワ、ブライス・ダラス・ハワードも続投する。

早くもシーズン3の撮影開始は2020年内を予定。さらに、クリエイターのファヴローは映画化の可能性を問われて「その選択肢があるのはいいことだ」と発言。『マンダロリアン』の世界はますます広がっていきそうだ。

This article is a sponsored article by
''.