商品企画担当が語る「マンダロリアン」フィギュア製作の裏側

宮﨑正弘
壽屋企画本部 企画グループ企画チーム
プロフェッショナル
もともと僕は「スター・ウォーズ」(以下「SW」)はおもちゃから入りました。悪者好きなのでダース・ベイダーやボバ・フェットなどに惹かれました。


コトブキヤのフィギュアの醍醐味は自由なシーンの再現!
「SW」シリーズのすごいところは一瞬しか映らないような脇役までがフィギュア化されるところ。そんな中で僕が目をつけたのが、バウンティ・ハンターのIG–88。ベイダーやヨーダなどの有名キャラクターのフィギュアを集める人はたくさんいるけれど、これを集めたら日本一になれるかなと(笑)。
だから「マンダロリアン」でIG–11のフィギュアを出すと発表した時は、昔の仲間から「やったな」と私欲で出したかのようなからかわれ方をしました(笑)。ちゃんとメインキャラなのに。


発売中のIG-88(右)とIG-11。華奢なのに驚きの安定感!貴重なテストショット(試作品)も見せていただきました
とはいえ僕なりのこだわりはあって頭部が実は回るようになっています。
コトブキヤの「ARTFX+」シリーズの楽しみ方はなんといってもシーンの再現。例えば、「マンダロリアン」は過去に発売したストーム・トルーパーやデス・トルーパーなどと一緒に、マンダロリアンとIG–11を敵対しているように並べれば世界観を魅せることができる。自分の好きな場面の再現を是非楽しんでもらいたいです。
もちろん今回発売される「マンダロリアン」のフィギュアがご好評いただければ、ベスカーを駆使したアーマーをつけたマンダロリアンやザ・チャイルドなども発売する心づもりもあります。是非「マンダロリアン」でいろいろ展開していきたいので、皆さんにもお買い上げいただけたら幸いです!
Photos by Tsukasa Kubota
「マンダロリアン」はディズニープラスで配信中