2021年のヒットを予想する上で一つのキーワードになりそうなのが“ミュージカル”。今から約1年後、2021年の年末には、伝説的ミュージカル作品をスティーヴン・スピルバーグ監督が生まれ変わらせる『ウエスト・サイド・ストーリー』が公開される予定で、ほかにも話題を呼んだミュージカル舞台の映画版が2本控えています。もう一つのキーワードは“オールスター”。豪華俳優たちが一堂に会した贅沢な作品が注目を浴びそうです。

トレンドその1:“ミュージカル”

スピルバーグが現代に甦らせる伝説的ミュージカル
ウエスト・サイド・ストーリー 2021年12月10日(金)公開

画像1: スピルバーグが現代に甦らせる伝説的ミュージカル ウエスト・サイド・ストーリー 2021年12月10日(金)公開
画像2: スピルバーグが現代に甦らせる伝説的ミュージカル ウエスト・サイド・ストーリー 2021年12月10日(金)公開

監督:スティーヴン・スピルバーグ
出演:アンセル・エルゴート、レイチェル・ゼグラー
ウォルト・ディズニー・ジャパン配給
© 2020 20th Century Studios. All Rights Reserved.

第34回アカデミー賞で作品賞を含む10部門を受賞し、“トゥナイト”“アメリカ”などの珠玉のナンバーとともに今も語り継がれる1961年の伝説的ミュージカル映画『ウエスト・サイド物語』。そのオリジナル舞台が、“今この時代に贈るミュージカル”として新たに生まれ変わる。

メガホンを取るのは映画化を夢見ていたという巨匠スティーヴン・スピルバーグ監督だ。異なる立場を越えた禁断の愛と、夢を求めて必死に生きる若者のすべてを、“我々は異なる立場を超えて手を取り合えるのか”という時代を超えたメッセージをこめて描く、感動のミュージカル。

主演トニー役には『ベイビー・ドライバー』(2017)で注目された若手実力派俳優アンセル・エルゴート、マリア役には当時現役高校生のシンデレラガール、レイチェル・ゼグラーが抜擢された。前作でアカデミー賞助演女優賞を受賞した現在89歳のレジェンド、リタ・モレノが、今回はバレンティナ役で登場するのも話題を呼んでいる。

ミュージカルの金字塔『ハミルトン』クリエーターが贈る
イン・ザ・ハイツ 2021年公開

画像: ミュージカルの金字塔『ハミルトン』クリエーターが贈る イン・ザ・ハイツ 2021年公開

監督:ジョン・M・チュウ
出演:アンソニー・ラモス、コーリー・ホーキンズ
ワーナー・ブラザース映画配給
© 2020 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved

最優秀作品賞を含むトニー賞4冠を達成するなどミュージカル界にセンセーションを巻き起こした『イン・ザ・ハイツ』。傑作ミュージカルと名高い『ハミルトン』の鬼才リン・マニュエル・ミランダの舞台を『クレイジー・リッチ!』の監督が映画化。マンハッタン北西部の“ワシントンハイツ”を舞台に、家族や仲間との絆、夢を追いかける住民たちの姿を描く。

ドラァグ・クイーンに憧れる16歳の高校生の物語
ジェイミー! 2021年公開

画像: ドラァグ・クイーンに憧れる16歳の高校生の物語 ジェイミー! 2021年公開

監督:ジョナサン・バターレル
出演:マックス・ハーウッド、サラ・ランカシャー
ウォルト・ディズニー・ジャパン配給
© 2020 20th Century Studios. All rights reserved.

ブロードウェイと並ぶミュージカルの聖地、ロンドンのウエスト・エンドの大ヒットミュージカルを映画化。BBCのドキュメンタリーにもなった実話をベースに、ドラァグ・クイーンに憧れる16歳の高校生の葛藤と勇気、“ありのままに生きること”の大切さを描く。主人公を演じるのは5000人のオーディションから選ばれたマックス・ハーウッド。

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