Tシャツ&ジーンズを世に広めた人
ジミーは公私ともにジーンズを愛用していた。「理由なき反抗」ではLee 101 RidersDenimに、HainsのTシャツ、その上にMc-GREGOR DRIZZLERのジャケットを羽織って現れ、そのコーディネートは半世紀以上経っても時の洗礼を受けることなく、若者の定番ファッションとして根付いている。
2.元祖青春スターと呼ばれる理由
ジミーは類まれな個性で反逆児のイメージを確立し、それが1950年代のアメリカの青春像を象徴していたことがオリジナルであり、元祖青春スターと呼ばれる理由だ。
同じイメージは同世代のマーロン・ブランドが共有し、エルヴィス・プレスリー、バディー・ホリー、ボブ・ディラン等によって形を変えて継承されていく。
3.演技派必須の『メソッド演技』の先駆者
メソッド演技法は1940年代にニューヨークで確立された。役柄の感情を追体験することでよりリアルな表現が可能になり、ジミーは「エデンの東」で列車の屋根の上で胎児のように丸まる即興的な演技や、父親に5000ドルを手渡して拒否されるキャルの絶望的な気持ちを表現する際にこれを活用している。
現代のスターもジミーの役を熱望!
これまでジミーの後継者と呼ばれたスターは多い。実際にジミー自身を演じたのは、TVムービー「DEAN/ディーン」(2001)で本来は非喫煙者なのにヘビースモーカーとなって伝説を再現したジェームズ・フランコ、「ディーン、君がいた瞬間」(2015)で外見や話し方、その心情にまで迫ったデイン・デハーン。
あの人気アーティストがジミーを楽曲に
マドンナはアルバム「True Blue」の中にジミーにオマージュを捧げた“Jimmy Jimmy”を収録。イーグルスがアルバム「オン・ザ・ボーダー」の中に収めた“ジェームズ・ディーン”には、若くして他界したアイコンへの思いが溢れている。他にもボブ・ディラン、ビーチボーイズ等がジミーを楽曲で追想。
あのヒット作と「理由なき反抗」の関係
「ラ・ラ・ランド」でエマ・ストーンとライアン・ゴズリングがチョイスするデートムービーが「理由なき反抗」。映画館を出た2人はその足で映画に登場するグリフィス天文台に向かい、恋の気分はヒートアップする。また、劇中の「弾は抜いておいたのに」は「理由なき反抗」のラストで使われる台詞だ。
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