今回の映画大賞ではベスト30まで届かなかったけれど、目利きの読者からは早速反応のあった次世代男女優10人をクローズアップ。いずれも話題の主演大作が待機していたり、開花直前の才能が評価されていたり、2021年の映画界を賑わしそうな、覚えておくべき逸材ばかりです。(文・石井エリカ/デジタル編集・スクリーン編集部)

フィン・ウォルフハード

新作も続々待機中のティーン個性派はバンド活動も精力的

2002年12月23日
カナダ、バンクーバー生まれ

『ゴーストバスターズ/アフターライフ』の公開が再延期になってしまったフィンは、最近バンド活動に力を入れている模様。ジョージア州の男女5人組バンドLunar Vacationとのコラボ楽曲は各種サブスクで視聴可能です。スクリーンで彼に会えるその日まで、歌声で我慢!

ノア・シュナップ

『ストレンジャー・シングス』新シリーズのリリース再開が待たれる

2004年10月3日
アメリカ、ニューヨーク生まれ

昨夏以降はSNSでの活動を控えている様子だったノア。先日、ついに沈黙を破り”We back”とインスタに投下!全世界のファンが、彼の帰還を祝しました。『ストレンジャー・シングス』新シーズンは去年2月から、コロナでの中断を挟みつつ撮影中のよう。年内には配信されると願って!

キット・ハリントン

『GOT』終了後はマーベル大作に出演と売れっ子ぶりが止まらない

1986 年12月26日
イギリス、ロンドン生まれ

2010年代を代表する大人気ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」で長年メインキャストを務めたキット。大仕事が終わったかと思いきや、次は『エターナルズ』に出演と、もう少し休んで!と言いたくなるような仕事っぷり。もうすぐ第一子も生まれる予定です!

ジャック・レイナー

『ミッドサマー』で注目度アップし、トム・ホランド共演作が待機中

1992年1月23日
アメリカ、コロラド生まれ

『ミッドサマー』(2019)での最低の彼氏役が最高だったジャック。一部ファンの間では「クリプラ×セス・ローゲン=ジャック・レイナー」と認識されているようです(笑)。トムホ×ルッソ兄弟の最新作『チェリー』にも出演していて、今後も人気は右肩上がりの予感?

アンセル・エルゴート

スピルバーグ監督作に主演で、いま最もブレイクが期待される若手

1994年 3月14日
アメリカ、ニューヨーク生まれ

新生『ウエスト・サイド・ストーリー』やドラマ「トウキョウ・バイス」など話題作が控えるアンセル。去年はヌード写真を投稿して医療従事者のために寄付金を募る一方、未成年への性的暴行疑惑が浮上…。来年のベストテン入りのためにも、続報が気になるところ。

画像: 『ウエスト・サイド・ストーリー(原題)』2021年12月10日全国ロードショー © 2020 20th Century Studios

『ウエスト・サイド・ストーリー(原題)』2021年12月10日全国ロードショー

© 2020 20th Century Studios

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