今回の映画大賞ではベスト30まで届かなかったけれど、目利きの読者からは早速反応のあった次世代男女優10人をクローズアップ。いずれも話題の主演大作が待機していたり、開花直前の才能が評価されていたり、2021年の映画界を賑わしそうな、覚えておくべき逸材ばかりです。(文・石井エリカ/デジタル編集・スクリーン編集部)

サッシャ・ルス

ベッソン監督に見出されたモデル出身のシンデレラガール

1992年6月6日 
ロシア、マガダン生まれ

モデル大国ロシアからの刺客、サッシャ嬢。昨年公開されたリュック・ベッソン監督作『ANNA/アナ』(2019)で映画出演2作目にして主役に大抜擢されたシンデレラガール。有名メゾンの広告を務め、雑誌の表紙を飾ったことも数知れずという華々しい経歴をもつ現在28歳。

ダナイ・グリラ

『ブラック・パンサー』で遅咲きブレイクしたブラック・ビューティ

1978年2月14日 
アメリカ、アイオワ生まれ

ワカンダ・フォーエバー!泣く子も黙る『ブラック・パンサー』(2018)オコエ役で、一気に人気に火がついたダナイ様♡ マーベルの中で一番怒らせたくないキャラなのでは。今後は、アフリカ系女性初の米連邦議会下院議員となったシャーリー・チザムを描いた伝記映画に出演予定。

トマシン・マッケンジー

『ジョジョ・ラビット』の演技が好評で今後が楽しみな20歳

2000年7月26日 
ニュージーランド、ウエリントン生まれ

『ジョジョ・ラビット』(2019)での好演が印象的なトマシン。次回作はエドガー・ライト監督の『ラストナイト・イン・ソーホー』で、アニャ・テイラー=ジョイとの共演も楽しみなところ(また公開延期したけど)。友達との写真が微笑ましいインスタも、おすすめです♡

マッケナ・グレース

天才子役から売れっ子ティーンスターに変貌中の成長株

2006年6月25日 
アメリカ、テキサス生まれ

ついこの間まで美少女天才子役だったのに、最近めっきりお姉さんみが増してきたマッケナは、現在14歳!大人気ドラマ「ハンドメイズ・テイル」にも出演が決定し、シリアス〜コメディまで、なんでもござれの一流女優に絶賛成長中です!これからが末恐ろしい…!

サマラ・ウィーヴィング

『ガンズ・アキンボ』でブレイクが期待されるオージー美女

1992年2月23日 
オーストラリア、アデレード生まれ

悪魔崇拝者のベビーシッター、元旦那の今カノ(ド天然)、血まみれの花嫁…どんな役柄もモノにしてしまうサマラは、『マトリックス』(1999)で知られる名優、ヒューゴ・ウィーヴィングの姪っ子!『ガンズ・アキンボ』では最凶の殺し屋を演じ、一気にブレイクの予感。

画像: 『ガンズ・アキンボ』2021年2月26日全国公開

『ガンズ・アキンボ』2021年2月26日全国公開

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