今やなかなか劇場で見る機会のない映画史に残るような名作、ヒット作の数々を毎日午前10時から1年間にわたり全国の映画館で上映する映画祭として、2010年からスタートし、第10回で一旦ファイナルを迎えた『午前十時の映画祭』が、映画ファンの圧倒的なラブコールを受けて復活決定!新型コロナウイルス禍ながら、参加劇場数も増えて、全国63館で4月2日より開幕する本映画祭の注目のラインアップ27本(映画祭初上映作22本、アンコール上映作5本)をご紹介しましょう!(文・井上健一/デジタル編集・スクリーン編集部)

グループA

  • 北海道 札幌シネマフロンティア
  • 山形 MOVIE ON やまがた
  • 新潟 T・ジョイ新潟万代
  • 栃木 ユナイテッド・シネマ アシコタウンあしかが
  • 千葉 TOHOシネマズ 市川コルトンプラザ
  • 千葉 京成ローザ⑩
  • 埼玉 MOVIX 三郷
  • 埼玉 ユナイテッド・シネマ ウニクス南古谷
  • 東京 TOHOシネマズ 池袋
  • 東京 TOHOシネマズ 日本橋
  • 東京 立川シネマシティ
  • 東京 イオンシネマ多摩センター
  • 神奈川 TOHOシネマズ ららぽーと横浜
  • 神奈川 TOHOシネマズ 小田原
  • 山梨 TOHOシネマズ 甲府
  • 静岡 静岡東宝会館

 

  • 岐阜 TOHOシネマズ 岐阜
  • 愛知 ミッドランドスクエア シネマ
  • 石川 イオンシネマ金沢
  • 福井 鯖江アレックスシネマ
  • 京都 京都シネマ
  • 大阪 高槻アレックスシネマ
  • 大阪 大阪ステーションシティシネマ
  • 三重 イオンシネマ津
  • 岡山 TOHOシネマズ 岡南
  • 広島 広島バルト11
  • 愛媛 シネマサンシャイン重信
  • 福岡 福岡中洲大洋
  • 佐賀 シアター・シエマ
  • 大分 TOHOシネマズ 大分わさだ
  • 鹿児島 天文館シネマパラダイス
  • 沖縄 シネマパレット

グループB

  • 岩手 中央映画劇場
  • 茨城 シネプレックスつくば
  • 栃木 TOHOシネマズ 宇都宮
  • 千葉 シネマサンシャインユーカリが丘
  • 千葉 TOHOシネマズ 市原
  • 埼玉 こうのすシネマ
  • 埼玉 TOHOシネマズ ららぽーと富士見
  • 東京 TOHOシネマズ 錦糸町 オリナス
  • 東京 TOHOシネマズ 新宿
  • 東京 TOHOシネマズ 南大沢
  • 神奈川 TOHOシネマズ 海老名
  • 神奈川 TOHOシネマズ 上大岡
  • 神奈川 シネプレックス平塚
  • 長野 長野グランドシネマズ
  • 静岡 シネマサンシャインららぽーと沼津
  • 静岡 TOHOシネマズ 浜松

 

  • 愛知 ミッドランドシネマ 名古屋空港
  • 富山 TOHOシネマズ ファボーレ富山
  • 滋賀 大津アレックスシネマ
  • 大阪 TOHOシネマズ くずはモール
  • 大阪 TOHOシネマズ なんば
  • 大阪 TOHOシネマズ 泉北
  • 和歌山 ジストシネマ和歌山
  • 兵庫 TOHOシネマズ 西宮OS
  • 島根 T・ジョイ出雲
  • 香川 イオンシネマ宇多津
  • 福岡 ユナイテッド・シネマ なかま16
  • 長崎 TOHOシネマズ 長崎
  • 熊本 TOHOシネマズ 光の森
  • 宮崎 宮崎キネマ館
  • 沖縄 シネマプラザハウス1954

WEEK11:それは歌とともに現れる

『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』(1993)『午前十時の映画祭』初上映

A=2021年12月10日~12月23日
B=2021年12月24日~2022年1月6日

画像: 『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』(1993)『午前十時の映画祭』初上映

原題:THE NIGHTMARE BEFORE CHRISTMAS
製作年:1993年
監督:ヘンリー・セリック
出演:(声)クリス・サランドン、キャサリン・オハラ

クリスマスに憧れるハロウィンのカボチャ大王ジャック・スケリントンが巻き起こす騒動を描いた人形アニメ。製作・原案をティム・バートンが担当したダークファンタジー。

Images courtesy of Park Circus/Walt Disney Studios International

『モスラ(4Kデジタルリマスター版)』(1961)『午前十時の映画祭』初上映

A=2021年12月24日~2022年1月6日
B=2021年12月10日~12月23日

画像: 『モスラ(4Kデジタルリマスター版)』(1961)『午前十時の映画祭』初上映

製作年:1961年
監督:本多猪四郎
出演:フランキー堺、香川京子

『ゴジラ Kキング・オブ・モンスターOM 』に登場した怪獣モスラの原点。10m近い巨大な着ぐるみと、当時の街並みを超絶精巧に再現したミニチュアを駆使した東京破壊シーンは、アナログ特撮の最高峰。

©1961 東宝

WEEK12:音楽万歳!

『シカゴ』(2002)『午前十時の映画祭』初上映

A=2022年1月7日~1月20日
B=2022年1月21日~2月3日

画像: 『シカゴ』(2002)『午前十時の映画祭』初上映

原題:CHICAGO
製作年:2002年
監督:ロブ・マーシャル
出演:レネー・ゼルウィガー、リチャード・ギア

敏腕弁護士の協力を得て、獄中からスターを目指す女性2人の痛快サクセスストーリー。ブロードウェイの大ヒットミュージカルの映画化で、アカデミー賞作品賞など6部門を受賞。

TM & ©2003 by Paramount Pictures Corporation. All Rigts Reserved.

『天使にラブ・ソングを…』(1992)『午前十時の映画祭』初上映

A=2022年1月21日~2月3日
B=2022年1月7日~1月20日

画像: 『天使にラブ・ソングを…』(1992)『午前十時の映画祭』初上映

原題:SISTER ACT
製作年:1992年
監督:エミール・アルドリーノ
出演:ウーピー・ゴールドバーグ、マギー・スミス

ギャングの殺人現場を目撃したクラブ歌手が、正体を隠して修道院の聖歌隊リーダーに。パワフルでハッピーな歌唱シーンに気分も上がる!ウーピーの魅力全開の痛快コメディ。

Images courtesy of Park Circus/Walt Disney Studios Int.

WEEK13:人生は思いもよらぬ展開に

『ファーゴ』(1996)『午前十時の映画祭』初上映

A=2022年2月4日~2月17日
B=2022年2月18日~3月3日

画像: 『ファーゴ』(1996)『午前十時の映画祭』初上映

原題:FARGO
製作年:1996年
監督:ジョエル・コーエン
出演:フランシス・マクドーマンド、スティーヴ・ブシェーミ

雪深い町を舞台に、ある誘拐計画が想定外の連続殺人に発展していく様を、ブラックユーモア満載で綴る犯罪ドラマ。『ノマドランド』も期待のマクドーマンド初のオスカー受賞作。

Images courtesy of Park Circus/MGM

『スタンド・バイ・ミー』(1986)

A=2022年2月18日~3月3日
B=2022年2月4日~2月17日

画像: 『スタンド・バイ・ミー』(1986)

原題:STAND BY ME
製作年:1986年
監督:ロブ・ライナー
出演:ウィル・ウィートン、リヴァー・フェニックス

ベン・E・キングのタイトル曲が心に残る永遠の名作。森の奥にあると噂される死体を探しに出かけた4人の少年たち。彼らの友情と冒険の行方をノスタルジックに綴る。

©1986 COLUMBIA PICTURES INDUSTRIES,INC. ALL RIGHTS RESERVED.

WEEK14:アカデミー作品賞受賞!

『グラディエーター』(2000)『午前十時の映画祭』初上映

A=2022年3月4日~3月17日
B=2022年3月18日~3月31日

画像: 『グラディエーター』(2000)『午前十時の映画祭』初上映

原題:GLADIATOR
製作年:2000年
監督:リドリー・スコット
出演:ラッセル・クロウ、ホアキン・フェニックス

VFXを駆使し、廃れていた史劇を復活させたハリウッド大作。ローマ帝国の将軍から剣闘士に身を落とした男の復讐劇で、ホアキンが主人公の宿敵を好演。アカデミー賞5部門受賞。

©2000 DREAMWORKS LLC and UNIVERSAL STUDIOS. All Rights Reserved.

『イングリッシュ・ペイシェント』(1996)『午前十時の映画祭』初上映

A=2022年3月18日~3月31日
B=2022年3月4日~3月17日

画像: 『イングリッシュ・ペイシェント』(1996)『午前十時の映画祭』初上映

原題:THE ENGLISH PATIENT
製作年:1996年
監督:アンソニー・ミンゲラ
出演:レイフ・ファインズ、クリスティン・スコット・トーマス

記憶を失い、野戦病院に担ぎ込まれた男。彼が回想する、灼熱の砂漠で繰り広げられた人妻との熱狂的な恋の真実とは?アカデミー賞作品賞、監督賞など9部門に輝いた文芸大作。

©1996 Tiger Moth Productions, Inc.

アカデミー賞受賞の必見作がずらり!

画像: オスカー作品賞ほか受賞の『イングリッシュ・ペイシェント』(1996)はAグループが2022年3月18日~ 31日、Bグループが3月4日~ 17日の上映

オスカー作品賞ほか受賞の『イングリッシュ・ペイシェント』(1996)はAグループが2022年3月18日~ 31日、Bグループが3月4日~ 17日の上映

今回の上映作品27本には、アカデミー賞受賞作が11本ラインナップ。受賞数では、『イングリッシュ・ペイシェント』(1996)の9部門、『シカゴ』(2002)の6部門、『グラディエーター』(2000)の5部門がトップ3。

画像: オスカー作品賞ほか受賞の『グラディエーター』(2000)はAグループが2022年3月4日~17日、Bグループが3月18日~ 31日の上映

オスカー作品賞ほか受賞の『グラディエーター』(2000)はAグループが2022年3月4日~17日、Bグループが3月18日~ 31日の上映

また、演技部門でもゲイリー・クーパー、ショーン・コネリーといった往年の名優から、フランシス・マクドーマンド、ジュリエット・ビノシュ(『イングリッシュ・ペイシェント』(1996))ら現役スターまで、多彩な受賞者8名が揃った。ハリウッドの歴史を振り返るいい機会になるはずだ。

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