1970年代に日本でも大ヒットした海外ドラマ『バイオニック・ジェミー』の主人公ジェミー・ソマーズを演じたリンゼイ・ワグナーが参加したオンライン・イベントの模様をお届けする。

『ジェミーを演じ続けられたのは、熱烈なファンの皆さんのおかげ』

さらにファンからの質問が続き、まずは本シリーズに出演することになったいきさつについて尋ねられたリンゼイ。「ユニバーサルでいろいろな作品に出ていた時、人気番組だった『600万ドルの男』にゲスト出演して初めてジェミーを演じたんです。彼女はその時死んでしまったのですが、視聴者の方から彼女を殺さないでという嘆願が多くあって、再度ジェミーが登場するシリーズが作られることになったんです。本当に熱烈なファンの皆さんのおかげだと今も感謝しています」とにっこり。

リンゼイ自身とジェミーの共通点、また相違点はなんでしょうか?という質問には、「まず一番違うのは、私はテニスが大の苦手ということですね(笑)。そして撮影中に決めていたのが、ジェミーはすごい力を持っているけど、それを暴力的に使うことはしないということ。パンチなどで相手を倒すというより、車の運転中に木々に突っ込ませるとか、なるべくバイオレンスよりはコミカルな方に持っていこうとしたのは、スタッフがジェミーを私自身に近くしようとしてくれたおかげだと思います」と分析してくれた。

画像: 写真はシーズン2 © 1976 Universal City Studios LLC. All Rights Reserved.

写真はシーズン2
© 1976 Universal City Studios LLC. All Rights Reserved.

先述の『600万ドルの男』と『バイオニック・ジェミー』をつなぐ重要なキャラクターといえば、ゴールドマン局長。彼を演じたリチャード・アンダーソンとの思い出は?
「彼との最初の出会いはテニスコートでした(笑)。私はそこでサーブだけでも上手く見せる練習をしていたんです。彼は優秀なテニスプレイヤーで、『一緒にプレイしよう』と言ってくれたんですが、『私はサーブだけなの』と言い訳して…(笑)彼は本当に紳士でユーモアのある人でした(17年に死去)」

画像: ゴールドマン局長を演じたリチャード・アンダーソンと。写真はシーズン1 © 1975 Universal City Studios LLC. All Rights Reserved.

ゴールドマン局長を演じたリチャード・アンダーソンと。写真はシーズン1
© 1975 Universal City Studios LLC. All Rights Reserved.

「亡くなった母親と毎週一緒に見ていました。お元気そうでうれしいです」「私の高校生時代、心の支えでした。写真集も持っています」「憧れの存在でした」などなどファンからの生のメッセージを聞いて、「私もまだハートは当時の27歳のころのままです」とキラキラした笑顔を見せてくれたリンゼイ。

早くも時間は最後に近づいてきたところで、メッセージをお願いされたリンゼイは「数年前、日本のゲームクリエイター小島秀夫さんたちとお仕事をしたんです(『DEATH STRANDING(デス・ストランディング)』)。これは自然の大切さや人間というものに重きを置いているゲームなので、みなさんにぜひ紹介しておきたいです。今日着けてきたネックレスもそのゲームで登場したものなのでチェックしてくださいね(笑)。今日はこのようなイベントで皆さんと繋がれたことがうれしかったです。皆さんからいただいたファンレターも心の支えになってくれました。今はコロナによってこのような状況ですが、私たち人類が心を一つにして現状を乗り越えていきましょう。皆さんの健康と幸せを祈っています」と心を込めてファンへの思いを語ってくれた。

画像: ゲームで登場したネックレスをうれしそうに掲げるリンゼイ

ゲームで登場したネックレスをうれしそうに掲げるリンゼイ

【放送情報】
『バイオニック・ジェミー』
海外ドラマ専門チャンネルAXNで毎週月曜~金曜5:00pmより2話連続で放送中。

シーズン1第1話から再放送決定!
6月21日(月)朝8:30スタート※2話連続放送

画像: © 1975 Universal City Studios LLC. All Rights Reserved.

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