核禁止条約締結を先導した日本人被爆女性・サーロー節子の平和活動を追うドキュメンタリー映画『ヒロシマへの誓い サーロー節子とともに』が2021年4月17日(土)より公開。その公開初日に、サーロー節子、プロデューサー竹内道、スーザン・ストリックラー監督の3人がZoomにて舞台挨拶を行うことが決定した。
東京・ユーロスペースをはじめ全国5劇場をつないで開催
サーロー節子は在住のカナダ・トロントから、竹内道は本作の全国公開を前にニューヨークから来日後、実家で自主隔離中の福岡から、スーザン・ストリックラーは在住のアメリカ コネチカットからZoom参加となる。舞台挨拶は初日17日の10:30初回上映前、10:00からスタートする(変更の可能性あり)。
東京:ユーロスペース、横浜:横浜シネマリン、名古屋:名古屋シネマテーク、大阪:第七藝術劇場、広島:八丁座、5劇場をつないで行われる。
オリジナル本編は2019年に完成し、2020年クリーブランド国際映画祭でワールドプレミアされたが、コロナ禍で本国アメリカでの劇場公開は見送られた。その後、2021年1月22日核禁止条約が発効され、ICANにとって大きな前進となった。
そしてこの核禁条約が発効されたその日の映像をスーザン・ストリックラー監督が撮影、4月17日(土)の日本公開に向けて、急遽1分45秒の映像を追加編集した。
4月17日(土)日本公開初日は、世界初公開となるこの映像を含めての劇場公開となる。核廃絶というゴールへ向けて世界はいままさに「終わりの始まり」というスタートラインに立った!というリアルタイム感が凝縮された映像を加えた映画を鑑賞するとともに、観客は今回の舞台挨拶で、サーロー節子と同じ時間を共有しその声を聴くことになる。
ヒロシマへの誓い サーロー節子とともに
2021年4月17日(土)東京・ユーロスペースにてロードショー 順次全国公開
配給:3DAP Japan