ストーリー&あらすじ
2001年にスマッシュヒットを飛ばした1作目から20年、スケールアップを遂げながら世界的な人気を築き、21世紀のアクション映画をリードしてきた『ワイルド・スピード』シリーズの最新作が、ついに登場! 前作から4年ぶり、スピンオフ的な『スーパーコンボ』から2年ぶりとなる第9作目『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』。凄腕のドライバーにしてカリスマ、ドミニク、通称ドムと彼の〝ファミリー〞が新たなミッションに挑む。
事の発端は、彼らに仕事を依頼していた政府極秘機関の要人ミスター・ノーバディからのSOS。それに応え、輸送機の墜落により南米某国の森に消えた、ある装置の一部を回収すべく現地に飛んだドムと仲間たちだったが、この装置を横取りされてしまう。奪ったのは、ドムと疎遠になっていた実弟ジェイコブだった!
アリエスと呼ばれるこの装置は、世界中のデジタル機器の捜査を可能にする危険なアイテム。兄ドムに反感を抱いていたジェイコブは某国独裁者の息子オットーと手を組み、世界を掌握しようとしていたのだ。ドムらは、この野望を阻止すべく世界を駆ける……。
ドムとジェイコブの知られざる過去の因縁を描きつつ、ドラマはスリリングに展開。ファミリーのチームワークの巧みさに加え、死んだと思われていたキャラの復活や、前作の強敵サイファーの再登場など、見どころは尽きない。シリーズ名物の車を使ったスピード感あふれるアクションは、さらにダイナミックに進化を遂げ、公道での破壊はもちろん、カスタムカーが何と宇宙にまで飛び出してしまうのだから恐れ入る。
ドムにふんするヴィン・ディーゼルを筆頭に、ミシェル・ロドリゲス、タイリース・ギブソン、ジョーダナ・ブリュースターら、おなじみのキャストが再結集。ヘレン・ミレンとシャーリズ・セロンのアカデミー賞女優も再登場を果たす。
新参のキャストでは、『バンブルビー』等への出演でおなじみの人気プロレスラー、ジョン・シナがジェイコブに扮して、ヴィンとの壮絶なデッドヒートを演じているのも見逃せない。そして何より嬉しいのは、シリーズ3〜6作でファミリーの絆をベースにした物語を展開させ、シリーズの人気の爆上げに大きく貢献したジャスティン・リンの監督復帰。
主要キャラを誰ひとりおろそかにすることなく、それぞれの愛や友情、葛藤を描き出す、熱血演出がサエわたる。さらにアツく盛り上がるシリーズ最新作を見逃すな!
“そんなバカな!?” 連発でも“ワイスピ”の世界に不可能ナシ!
“ありえない⁉︎”ポイント1:
ヘリ対車でも逃げ切る!
最初のアクションシークエンスのクライマックスは、ドムとレティを乗せた車が軍用ヘリの追跡をかわして疾走するスペクタクル。軍の追撃から逃れるためには国境を越えるしかない。そのため、ドムはワイヤーを使い、その遠心力を頼りに崖から崖に飛び移るという力技に打って出る!
“ありえない⁉︎”ポイント2:
道がなくても大丈夫!?
ドムのファミリーは誰もが卓越したドライビングテクニックの持ち主で、オフロードにも臆することなく突っ込んでいく。草原や林の中はもちろん、地雷原さえも彼らの爆走ロードに早変わり。崩壊しかけてた吊り橋をスピード任せに渡り切る、重力への闘争心の賜物か!?
“ありえない⁉︎”ポイント3:
どんな大型車も仕留める!
ドムのチームが作戦に活かす武器は、敵から強奪した強力な電磁石。これを各車に搭載し、そのスイッチをオン/オフに切り替えながら、敵の車を引きつけたり跳ね飛ばしたり。止めることも壊すこともできない巨大装甲車に対しては、磁力とスピード任せにひっくり返す荒技が!
“ありえない⁉︎”ポイント3:
空、飛べるの!? 宇宙にも!?
シリーズでは、これまで何度かスピード任せに車が宙を舞うアクションが描かれたが、今回はついに宇宙へ!? ショーンと仲間たちがロケットエンジンを開発。これを車に搭載したローマンとテズは、重大なミッションを背負って大気圏を突き抜ける。まさに破天荒の極み!?
ワイルド・スピード/ジェットブレイク
2021年8月6日(金)公開
イギリス/2020/2時間23分/東宝東和
監督:ジャスティン・リン
出演:ヴィン・ディーゼル、ミシェル・ロドリゲス、タイリース・ギブソン、クリス・“リュダクリス”・ブリッジス、ジョン・シナ、ジョーダナ・ブリュースター、ナタリー・エマニュエル、サン・カン、ヘレン・ミレン、シャーリーズ・セロン
(c) 2021 Universal Studios. All Rights Reserved.
『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』に関する情報はまとめてこちら をチェック