スクープ6:ヴィンvsロック様、場外大乱闘!
『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』にルーク・ホブスさんが登場しないのは、シリーズのファンには寂しい限りだが、これは演じるロック様こと、ドウェイン・ジョンソンと、ドミニク役のヴィン・ディーゼルの確執があったから。ドウェインがインスタで名指しせず“臆病者”と罵ったことが発端となり、ヴィンとの場外乱闘が勃発。
さらにドウェインがシリーズとは別にスピンオフ作品『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』を作ったことが火に油を注ぎ、ローマン役のタイリース・ギブソンもヴィンの援護射撃に転じてドウェインを口撃。これにより、ドウェインはシリーズから締め出された格好となったが、現在は和解したとのこと。今後のシリーズではホブスさんの復帰もある!?
スクープ7:ニトロを使うヤツは腰抜けだ!──ドムは大嘘つき!?
記念すべきシリーズ第一作で、ドミニク・トレットさんはストリートレースにあたり、「ニトロを使うヤツは腰抜けだ」とタンカを切った。ここでいうニトロとは、亜酸化窒素を使ったエンジンのことで、通常のエンジンを上積みさせる加速装置。
一作目の後、ドミニクさんは、盟友ブライアン・オコナ―さんを見習って、この装置を搭載したと語った。しかし、実は“腰抜け”発言以前にニトロを愛用していたことが本作で明らかになる。ドミニクさんは嘘つきだったのか!?
スクープ8:デッカードはファミリーに入っていいのか!?
前作『ワイルド・スピード ICE BREAK』で、ファンを戸惑わせたのが、デッカード・ショウさんがドミニク・トレットさんのファミリーに入って良いのか!?ということ。ファミリーのひとり、ハン・ルーさんを殺害した張本人だけに、ラストで一緒に食卓を囲むのはやり過ぎでは!?との声も上がった。
本作のラストではデッカードさんが再登場し、生きていたハンさんとご対面するシークエンスがあるが、これは今後、彼らが因縁に落とし前を付ける予告編に違いない!?
スクープ9:『TOKYO DRIFT』を駄作と言ったヤツはどいつだ!?
シリーズ3作目『ワイルド・スピードX3 TOKYODRIFT』は、前2作に登場したキャラがひとりしか出てこないこともあり、公開時は酷評された。が、今ではそれも見直されている。
同作を手がけたジャスティン・リン監督はこの後、最初の3作をまとめ上げて4~6作を作り上げ、シリーズ人気のV字回復という奇跡を成し遂げた。ローマンやテズ、ハンなど、これまでに登場したキャラを無駄にせず、それぞれにドラマを持たせること。リン監督が久々に復帰した本作にも、この精神は活きているのだ。
スクープ10:サイファーとノーバディは、今後の物語のキーパーソン!?
シリーズはこの後、2023年の第10作、翌年の第11作で完結する予定。そこでどんな物語が展開するのかは秘密のベールに閉ざされているが、本作でも生き延びた、サイファーと呼ばれる指名手配犯が、引き続きヴィランとなるのは容易に予想がつく。
本作の冒頭で彼女を逮捕したという諜報機関のボス、ミスター・ノーバディの消息は不明だが、不明だからこそ今後のドラマ深く絡んでくる可能性は大。とにもかくにも注目しておきたい。
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