“飛寇児になる特殊メイクには4時間半もかかっていたんです”
「扶揺(フーヤオ)~伝説の皇后~」でガオ・ウェイグァンの相手役・雅蘭珠を演じたことでたちまち注目の的になったジャン・ヤーチン。また、若手の育成に積極的なヤン・ミーが、彼女をディリラバに続いて推したことで、新人女優としても人気を獲得した。
「紅蓮伝」では、キュートな容貌にも関わらず、男装にも挑戦。凄腕の武術を持つ最強ヒロインを演じ、新たな才能を開花させた。今回そんな彼女が、男装のための特殊メイクや華麗なアクションの撮影秘話を明かした。
ー最初に脚本を読んだ時どんなところに魅力を感じましたか?
このドラマに出演できるだけでも光栄なことだと思いました。最初に脚本を読んで最も魅力を感じたところは、私が演じる蘇雲落のキャラクターの勇敢で粘り強いところ、たくましくて我慢強い性格です。
ー蘇雲落は冒頭では変面術で盗賊の飛寇児(ひこうじ)に化けています。そんな男装ヒロインも演じていかがでしたか? また、特殊メイクの感想は?
私にとっては新鮮なチャレンジでした。飛寇児になる特殊メイクには4時間半もかかっていたんです。だから飛寇児のシーンを撮影する時はものすごく早くから現場入りしてメイクをしていました。そんな大変な思いをしましたが、最終的に出来上がった映像を見たら、飛寇児のキャラクターではまるで別人のように見えていたので、それだけの苦労をした甲斐は十分にあったと思えました。
ー蘇雲落は複雑な生い立ちを持った武術の達者な女性です。そんな役を演じるにあたって、どのような役作りをしましたか?
武術が達者という点では、アクション監督が蘇雲落というキャラクターの個性に合った動きを考えてくださいました。そのかっこいいアクションをこなすために、クランクインする前にアクションのトレーニングも受けました。
ーそのアクションシーンの撮影で最も嬉しかったこと、最も苦労したことは何ですか?
本格的なアクションはこれまであまりやる機会がなかったので、今回の撮影では新しいことに挑戦できるというワクワクした気持ちがありました。特に大変で苦労したのは腕くらべの武術大会のシーンですね。蘇雲落が初めて彼女の兵器“一寸相思”を使って戦うところです。あのシーンの撮影ではずっと雨が降っていたので寒い思いもしました。
ー蘇雲落と左卿辞の心を揺さぶるラブストーリーで、最も胸キュンしたシーンは?
蘇雲落が飛寇児として左卿辞に出会う最初のシーンから、様々な困難を乗り越えて2人がお互いに理解を深めていき、共に支え合っていく最後まで、一つ一つが心惹かれるシーンばかりでした。
ー本作は個性豊かなキャラが多く登場し、それぞれ生き生きとした人物像に魅了されますが、蘇雲落と左卿辞以外でお気に入りのキャラクターは? その理由も教えてください。
どのキャラクターも大好きですが、あえて選ぶならゾウ・エィンウェイさんが演じた文思淵(しんまんせい)とドン・ユーリーさんが演じた沈曼青(しんまんせい)ですね。2人のドラマティックで切ないラブストーリーが好きです。
ー本作のキャラクターは、それぞれ自分の武器と必殺技を持っています。もし選べるとしたら、どの武器と必殺技を使ってみたいですか?
やっぱり私が演じた蘇雲落の“一寸相思”ですね。短剣が蜘蛛の糸のように変わる変幻自在なところがいいです。
ー本作は中国最大のレビューサイトDoubanのユーザー評価が8点以上の高得点ですが、その理由は何だと思いますか?
これだけの高評価をいただけたのはスタッフ全員のおかげです。撮影チームみんなの誠心誠意の努力が視聴者にも認められたということだと思います。
ージャン・ヤオさんとの共演はいかがでしたか? 彼本人はどんな人柄なのでしょうか?
とてもプロフェッショナルで演技に対して真剣ですし、いつも努力して考えの深い俳優さんだと思います。撮影中は2人で少しずつお互いを理解していきましたので、撮影を重ねれば重ねるほど息が合っていったと思います。
ー最後に、日本のみなさんにメッセージをお願いします。
日本のみなさんにこのドラマを応援していただけたら嬉しいです。また、この1年、みなさんが幸せに平穏に過ごせますように!
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