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俳優ウィル・スミスの二つの面を味わうための代表作6
\ハリウッドが誇るマネーメイキング・スター/
『バッドボーイズ』(1996)
ウィル・スミスを一躍ハリウッドのトップスターに押し上げた大ヒット・アクション。マイアミ市警の片や暴走気味、片や家庭型という刑事コンビが麻薬組織を相手に大暴れする。マイケル・ベイ監督のデビュー作でもあり、アクションシーンの過激さは特筆もの。
『インデペンデンス・デイ』(1996)
巨大宇宙船によるエイリアンの地球攻撃を描く侵略SF。スミスは空軍パイロットとしてエイリアンのマザーシップの攻撃に参加、ヒーローとなる。ローランド・エメリッヒ監督作なので、SFXと派手な戦闘シーンが見ものだが、人間ドラマもきっちりと描いている。
『メン・イン・ブラック』(1997)
地球上にいるエイリアンの存在を一般人から隠すための秘密組織MIB(メン・イン・ブラック)の活動を描くSF。刑事からスカウトされMIBのエージェントJになるのがスミス。トミー・リー・ジョーンズ扮するエージェントKとコンビを組み、事件の解決にあたる。
\賞レースでも話題に挙がる演技力の確かさ/
『アリ』(2001)
伝説的なプロボクサー、モハメド・アリの伝記映画で、体重を20キロも増やしてアリを演じたスミスは初めてオスカー主演賞候補になった。ヘビー級世界王者になったアリだったがベトナム戦争への徴兵拒否でタイトルを剥奪され、再び王座獲得へ向け動き出す。
『幸せのちから』(2006)
事業の失敗でホームレスにまで落ちながらも、愛する息子を心の支えに、最後のチャンスに勝利して億万長者になった父子の実話の映画化。息子役をスミスの実子ジェイデン・スミスが演じて初の親子共演。スミスはこの演技で二度目のオスカー候補になっている。
『コンカッション』(2015)
アメリカの国民的スポーツであるフットボールが、選手の脳に慢性的で深刻なダメージを与えるという衝撃的な事実を実証した医師の実話に基づく社会派ドラマ。スミスは信念を貫いたこの医師役で、三度目のゴールデングローブ賞ドラマ部門主演男優賞候補になった。
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