ブレイク直前のリナ・クードリの表情を捉えた7枚の写真が公開
本作の舞台はフランス・パリ郊外に実在する、「地球は⻘かった」の⾔葉で有名な宇宙⾶⾏⼠ガガーリンに由来する<ガガーリン>公営住宅。2024年のパリ五輪開催のために解体計画が持ち上がり、16才のユーリと友人たちが取り壊しを阻止するために奔走する物語だ。
圧倒的な映像美と世界観が世界中で絶賛され、第73回カンヌ国際映画祭の<オフィシャルセレクション>初監督作部⾨に選出、先ごろ発表された第47回セザール賞「新⼈作品賞」にノミネートされたことに加え、デビュー作にも関わらず第93回⽶アカデミー賞Ⓡ国際⻑編映画賞フランス代表の最終選考まで突破したことも話題を呼んでいる。
ネクスト フローレンス・ピューと話題、主演作『パピチャ 未来へのランウェイ』(2019)がアカデミー賞外国語映画賞にノミネート、その後も『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』(2021)、3⽉には『オートクチュール』の公開を控えるなど、日本も注目が高まるリナ・クードリは、本作で主人公ユーリの友人・ディアナという重要な役どころを演じている。
建物の中での植物栽培、プラネタリウム設置に、果てはバイク失踪まで、解体される<ガガーリン団地>を“⽣存”させるべく、さまざまな抵抗を試みるユーリとディアナ(リナ・クードリ)の幻想的でエモーショナルな⽇々を収めたものとなっている。
⾃由を愛する少⼥ディアナとの初恋や親友フサームとのかけがえのない友情により、少しずつ成⻑していくユーリ。しかし間もなく取り壊されるガガーリン団地と呼応するかのように、彼⾃⾝も⾃分の“世界”の喪失と再⽣に、葛藤する。募るユーリの思いはどこへ向かうのか―。
『GAGARINE/ガガーリン』は2月25日(⾦)新宿ピカデリー、HTC有楽町ほか全国ロードショー。
監督︓ファニー・リアタール&ジェレミー・トルイユ
出演︓アルセニ・バティリ、リナ・クードリ、ジャミル・マクレイヴン、ドニ・ラヴァンほか
2020|フランス|98分|カラー|シネスコ|5.1ch|フランス語|原題︓Gagarine 配給︓ツイン
©2020 Haut et Court – France 3 CINÉMA 映倫G
公式サイトgagarine-japan.com