『バットマン』シリーズの大ファンでもあるノブは、今回のオファーについて、「ノブが出ていいわけがない!と思ってお断りしようかなと思った反面、こんなに嬉しいことはない、(断ったら)死ぬ前に後悔するんじゃないかという自分がいたので、マネージャーさんに初めて『どんな条件でもいいから成立させてきてください!』と言いました」と悩みぬいて参加を決意した経緯を明かした。
バットマンの魅力について「すごいことしているのに、“俺、命張って、世界助けているんですよ!”とは一回も言わない姿勢は僕の人生のバイブルです。他のヒーローが特殊能力を持っているのに対し、バットマンは“人間”のできる範囲で頑張っている。こんなヒーローがいるのか!なんて格好いいんだ!とハマりました」とバットマン愛を明かす。
『ジョーカー』のファンでもあるが、やはり「バットマンの物語が見たい!」と期待を膨らませる。また今回ならではのポイントについて「これまでと違って、まだ完成されてない2年目ならではの部分もとても楽しみです。千鳥も2年目の時はとがりちらして、大失敗ばかりしていました(笑)。その当時のエピソードは面白いものもあるので、そのあたりも楽しみです」と期待を隠せない。
アフレコ収録日までは「バットマンがあるから」と一週間辛い物を断ち、喉のコンディションを整えたと、その意気込みの一端を明かした。今回ノブが演じるキャラクターは【強盗】。そのセリフが発表されると、「少ねぇ!」と肩を落としたものの、キャラクターのビジュアルに対しては「クセがすごい!」とお馴染みのギャグで突っ込みながらも気に入った様子を見せた。実際のアフレコでは、悪役らしさを出すためダミ声を出し、「それやるとコントになっちゃう」と音響監督にダメだしされる様子や、監督からの難題に必死で応える姿など、普段見せない真剣な眼差しでアフレコに挑戦する姿はバットマン愛に溢れている。
さらに、「もし闇夜の中戦う、ノブ・ウェインだったら?」という質問には、「世の中のクセと戦います!いろんなところにまみれているクセを正す、世直しをします!」と宣言した。
最後に「作品の邪魔にならないようにノブが身を潜めています。ノブ探しゲームをしてみてください」とファンを気遣いつつアピール。バットマンの大ファンを公言するノブの演技にもぜひ注目してほしい。
『THE BATMAN-ザ・バットマン-』
2022年3月11日(金)全国公開
配給:ワーナー・ブラザース映画
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