前作から3年半ぶりとなる新作に備えて、改めて『ファンタビ』シリーズ前2作の名場面と魔法ワールドの基礎用語を総チェック。最新作がもっと楽しめるはずです。

\シリーズのおさらい/

魔法動物が逃亡しNYの街は大混乱『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』(2016)

画像1: 『ファンタビ』シリーズ名場面集&魔法ワールド基礎用語集【月刊ファンタビ予言者新聞】

『ファンタビ』シリーズの1作目。『ハリー・ポッター』1作目から約70年前に当たる1926年のアメリカが主な舞台。魔法動物学者ニュートは、NYで魔法動物を逃がしてしまい、街を大混乱に陥れる。時を同じくして街では闇の魔法使いグリンデルバルドが暗躍していた。

闇の魔法使いを追ってニュートはパリへ『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』(2018)

画像2: 『ファンタビ』シリーズ名場面集&魔法ワールド基礎用語集【月刊ファンタビ予言者新聞】

『ファンタビ』シリーズの2作目。前作から一年後、パリが主な舞台に。闇の魔法使いグリンデルバルドが脱獄し、ニュートは恩師ダンブルドアの指示で彼を追ってパリへ。しかしグリンデルバルドは着々と勢力を拡大し、クリーデンスやクイニーまで味方につけていく。

“動物を傷つけないで。その子たちは危険じゃない。”
── ニュート/『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』(2016)より

画像: “動物を傷つけないで。その子たちは危険じゃない。” ── ニュート/『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』(2016)より

NYの街に魔法動物を逃がしてしまい、大事件を起こした罪で逮捕されるニュート。トランクも没収されながら、自分より動物を心配するニュートの優しさと愛情がにじみ出る。

“その法(機密保持法)のせいで我々はドブネズミのように本当の自分を隠しコソコソと見つからぬようおびえながら生きねばならない。”
── グリンデルバルド/『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』(2016)より

画像: “その法(機密保持法)のせいで我々はドブネズミのように本当の自分を隠しコソコソと見つからぬようおびえながら生きねばならない。” ── グリンデルバルド/『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』(2016)より

魔法保安局長官に化けていたグリンデルバルドは、1作目の最後で自らの危険な思想を告げ、ついに正体を現す。このあとニュートに捕らえられるも脱走を遂げ、賛同者を集めていく。

“私も一緒に行く。だって、あなたみたいな人、他にいない。”
── クイニー/『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』(2016)より

画像: “私も一緒に行く。だって、あなたみたいな人、他にいない。” ── クイニー/『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』(2016)より

人間と魔法使いの恋は掟を破るもの。しかし人間のジェイコブと恋に落ちてしまったクイニーは彼と一緒に生きようとする。これが結果的にクイニーを闇に堕としてしまうことに…。

“君は権力を求めない。名声も。ただ純粋に正しいことを追い求める。”
── ダンブルドア/『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生(2018)より

画像: “君は権力を求めない。名声も。ただ純粋に正しいことを追い求める。” ── ダンブルドア/『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生(2018)より

ダンブルドアはグリンデルバルドを止める任務を、教え子ニュートに託す。それは彼が誰より純粋だと知っているから。「グリンデルバルドと戦えるのは君だけ」とその信頼は厚い。

“君の瞳には不思議な光がある。こんな目を持つのは、君以外は「あれ」だけだ”
── ニュート/『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生(2018)より

画像: “君の瞳には不思議な光がある。こんな目を持つのは、君以外は「あれ」だけだ” ── ニュート/『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生(2018)より

パリで再会したティナに思いを伝えようとするニュート。でもつい魔法動物をたとえに出そうとしてしまう。不器用なふたりの恋の行方はどうなるのか? それも最新作の注目ポイント。

“君はアウレリウス・ダンブルドア。私と共にこの世界を作り変えるのだ。”
── グリンデルバルド/『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生(2018)より

画像: “君はアウレリウス・ダンブルドア。私と共にこの世界を作り変えるのだ。” ── グリンデルバルド/『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生(2018)より

謎の存在だったクリーデンスの正体が2作目のラストで明らかに。グリンデルバルドが告げたのは彼がダンブルドアの弟だという衝撃の事実。これは彼を操るためのウソかそれとも…?

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画像3: 『ファンタビ』シリーズ名場面集&魔法ワールド基礎用語集【月刊ファンタビ予言者新聞】

ブルーレイ 2,619円(税込)/ DVD 1,572円(税込)
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『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』
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画像4: 『ファンタビ』シリーズ名場面集&魔法ワールド基礎用語集【月刊ファンタビ予言者新聞】

ブルーレイ 2,619円(税込)/ DVD 1,572円(税込)
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発売元:ワーナー・ブラザース ホームエンターテイメント 販売元:NBC ユニバーサル・エンターテイメント

覚えておきたい“魔法ワールド”基礎用語

〜重要ワード編〜

【不死鳥】
ダンブルドアと結びつきが強く、一族の窮地に現れるという魔法動物。クリーデンスの不死鳥は彼がダンブルドア家の人間である証拠か。

【オブスキュラス】
自らの力を抑えつけた魔法使いが生み出す不安定な闇の力。愛に飢えた者の中で育つ。通常これを生む者は短命だがクリーデンスは例外。

【闇祓い】
闇の魔術に関連した捜査を行うエリート魔法使い。ニュートの兄テセウスはイギリスでトップの闇祓い。ティナも闇祓いに復職。

〜『ハリポタ』にも頻出編〜

【ホグワーツ魔法魔術学校】
ニュートやハリー・ポッターたちの学び舎。のちにダンブルドアが校長を務めることに。本作ではここが主要な舞台の一つとなる。

【ホグズミード】
イギリスで唯一の魔法使いのみが住む村。本作の予告編に登場。村のパブ「ホッグズ・ヘッド」はダンブルドアの弟アバーフォースが経営。

【クィディッチ】
魔法界を代表する人気スポーツ。箒に乗って行われる。ハリー・ポッターが得意で、今回『ファンタビ』に初登場。

〜アイテム編〜

【ニュートのトランク】
一見どこにでもある普通のトランクだが、中には巨大な空間が広がっており、魔法動物たちが様々な環境で飼育されている。

【死の秘宝】
3つの伝説的な秘宝。すべて所有する者は「死を制する者」になると言われる。その一つニワトコの杖は現在グリンデルバルドの手に。残り2つは透明マントと蘇りの石。

【移動キー(ポートキー)】
触れた者を瞬間移動させる魔法アイテム。慣れてない者は乗り物酔いすることも。本作の予告編でもジェイコブたちが使用している。

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