『ミッドサマー』(2019)『ムーンライト』(2016)など、幅広いジャンルで注目作を続出するA24。昨今は、賞レースにノミネートされる作品などでもこの映画会社の名前を見かけることが増えてきた。今回は、A24の話題作を一挙ご紹介します。(文・SYO/デジタル編集・スクリーン編集部)
カバー画像:『エクス・マキナ』(2015)©2014 Universal City Studios Productions LLLP. All Rights Reserved.
カバー画像:『エクス・マキナ』(2015)©2014 Universal City Studios Productions LLLP. All Rights Reserved.
『フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法』(2017)
ディズニーワールド付近の安宿で必死に暮らす母娘の日々。カラフルな世界観と格差ドラマのギャップが刺さる。ショーン・ベイカー監督の次作『レッド・ロケット(原題)』もA24。
『レディ・バード』(2017)
評論家から絶賛された監督: グレタ・ガーウィグ×主演:シアーシャ・ローナンの共闘作。都会を夢見る女子高生の本音を、家族や友人との関係を絡めてハートフルに見つめる
『ヘレディタリー 継承』(2018)
亡くなった“祖母”から何かを受け継いでしまった家族の受難。悪魔信仰を知的に描いたアリ・アスター監督の手腕&伏線回収の妙に、ファンが続出。トニ・コレットの恐怖顔が強烈!
『ミッドサマー』(2019)
公開初日にSNSでトレンド入りするなど、日本でも爆発的な人気を獲得した“白夜ホラー”。卒論研究のためスウェーデンの自給自足コミュニティを訪れた大学生が、悲惨な目に遭う。
『ライトハウス』(2019)
『ウィッチ』(2015)に続くロバート・エガース監督とのコラボは、灯台守の男2人の精神が崩壊していく狂気のドラマ。ウィレム・デフォーとロバート・パティンソンの演技対決が見もの。