欲にまみれたスーパーヒーロー軍団と、彼らを止めるべく行動する自警団“ザ・ボーイズ”の戦いを過激に描くドラマ「ザ・ボーイズ」。その最新シーズンとなるシーズン3がPrime Videoで現在配信中だ。今回SCREEN ONLINEでは、日本でも大きな話題を呼んでいる同作のキャスト&プロデューサーへのインタビューを実施。カール・アーバン(ブッチャー役)&エリック・クリプキ(プロデューサー)、アントニー・スター(ホームランダ―役)&エリン・モリアーティ(スターライト役)、チェイス・クロフォード(ディープ役)&クローディア・ドゥーミット(ビクトリア役)の3組に本シーズンのみどころや自身が演じるキャラクターについて話してもらった。(取材・文:はせがわいずみ)

アントニー・スター(ホームランダー役)&
エリン・モリアーティ(スターライト役)

アントニー・スター Photo by Hollywood News Wire Inc.

ーホームランダーを演じるうえで一番気に入っていることは何ですか?

画像: ホームランダ―

ホームランダ―

アントニー:いいことだらけの中で一番良かったのは、戦闘シーンがないってことだったけど、今シーズンはそれがなくなった。歳を取って、あちこちガタがきていて、体が言うことをきかなくなってきたのにね。ホームランダーは、演じるのに素晴らしい役だよ。

第6話でジェンセン(・アクレス/ソルジャーボーイ役)とカール(・アーバン/ブッチャー役)と3人で闘うシーンがあるけど、あれはとても楽しかった・・・・・・。とにかく、ホームランダー役は良いことがたくさんある。彼の中には良いとは言えないことがたくさんあるけど、演じるうえではとても楽しめるキャラクターだ。ダークな中に小さな光を見つけるのはとても楽しい。特にシーズン3では、我々はそれをうまく達成していると思うよ。

エリン・モリアーティ Photo by Hollywood News Wire Inc.

ーコーヒーショップや空港などで、役名で声を掛けられたりしませんか?

画像: スターライト(右)*写真はシーズン1より

スターライト(右)*写真はシーズン1より

エリン:スターバックスで、何も言わなくてもカップにスターライトって書かれたことがあったわ。そして、コーヒーができたとき、スターライトって呼ばれることもね。それってとても嬉しいわ。ウフって感じでちょっと頷くの。

チェイス・クロフォード(ディープ役)&
クローディア・ドゥーミット(ビクトリア役)

画像: (左から)チェイス・クロフォード、クローディア・ドゥーミット

(左から)チェイス・クロフォード、クローディア・ドゥーミット

ーザ・ボーイズが観客を魅了する理由は何だと思いますか?

画像: ビクトリア*写真はシーズン2より

ビクトリア*写真はシーズン2より

クローディア: このドラマは、スーパーヒーローのジャンルに見えるけど、実際には深い人間ドラマで、そのテーマは普遍的。力、コントロール、愛、恐れなど人間の感情を深く描いている。まるでシェイクスピアの戯曲のようにね。言わば、「現代のシェイクスピア劇」って感じ。

ー今シーンで一番大変だったのは何ですか?

画像: ディープ(左)

ディープ(左)

チェイス:コロナだったよ。ロックダウンになったからね。そして、新たなルールが決められ、それに従わなければならなかった。でも、それらを全部こなして、みんなで撮影に戻れたのはとても嬉しかった。それから、“あの”シーンだよ。脚本を読んだ日の夜は眠れなかった。撮影した日の夜も眠れなかったよ。

『ザ・ボーイズ』シーズン3
Prime Video で独占配信中
©Amazon Studios

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