\ストレンジャー・シングス 未知の世界」をおさらいしたい方はこちらをどうぞ!/
80年代の空気に詰め込まれた少年少女の成長、そして冒険
小さな田舎町、RPGゲームが大好きなオタクな少年4人組、超能力を持つ謎の少女、政府による極秘実験といった古典的アイテムを、舞台となる80年代の明るい空気感の中にたっぷり詰め込み、少年少女の成長物語と謎解きミステリー、冒険アドベンチャーを掛け合わせた人気ドラマ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」。
2016年のシーズン1から世界中で絶大な人気を集める本作の、シーズン4Vol.1計7話が5月27日から配信中、続くシーズン4Vol.2計2話が7月1日から配信になる。すでにシーズン5が最終シーズンになることが発表されている今、結末にむけて絶対に見逃せないのがこのシーズンだ。
今回もシリーズならではの魅力は不変。80年代の雰囲気満載で、シーズン3の『ネバーエンディング・ストーリー』(1984)の主題歌合唱もインパクト大だったが、今回はマックスがケイト・ブッシュのヒット曲「Running Up That Hill(邦題:神秘の丘)」に没頭し、『未知との遭遇』(1977)『エイリアン』(1979)『エルム街の悪夢』(1984)など当時の名作SF映画、名作ホラー映画を連想させる光景もたっぷり。
少年少女の成長ドラマも、シーズン1から続投の俳優たちが、実際に成長した姿で演じてくれて、楽しさ倍増。さらに、今シーズンには、新たな注目ポイントが。シーズン1から描かれてきた“裏側の世界”について、大きな進展があるのだ。
迫り来る“裏側の世界”の脅威
シーズン4では新展開も
そこでこれまでの“裏側の世界”の侵略を整理しておこう。マイクたちが住む町ホーキンスには“裏側の世界”があり、この世界と繋がる“ゲート”がある。“裏側の世界”は、中心にマインド・フレイヤーがいて、その手足として働くデモゴルゴンがいる。マインド・フレイヤーは、シーズン1ではウィルを“裏側の世界”に取り込み、表の世界にデモゴルゴンを出現させる。
シーズン2ではウィルの体に侵入し、表の世界にデモゴルゴンたちを侵入させ増殖させる。シーズン3では、町の人々の体にマインド・フレイヤーが侵入し、その身体を溶かして巨大なクモのようなモンスターを作る。
しかし、今までは“裏側の世界”自体については、あまり詳しく描かれてこなかった。それが描かれるのがシーズン4。シーズン後半で、登場人物たちが“ゲート”を通って“裏側の世界”に行き、新たな発見をするのだ。
複数の場所で物語が同時進行!
ワールドワイドなスケールへ
また、複数の場所でストーリーが同時進行するのも、今シーズンの特徴。これまでの舞台はホーキンスの町だけだったが、今回は、前シーズンのラストでウィルの一家はイレブンと一緒にカリフォルニアへ引っ越したので、そこにマイクが会いに行く。また、イレブンは何者かに連れ去られる。
さらに、前シーズンのラストで姿を消したホッパー署長がロシアにいることが分かり、ウィルの母ジョイスと陰謀研究家マレーが向かう。その結果、ホーキンス、カリフォルニア、ロシア、そしてイレブンの行った先のそれぞれで、ドラマが展開。それぞれの場所で起きる出来事は、最初は別々に見えるが、次第に関連性のあることが分かってくる。このストーリー展開が、これまで以上にスリリングだ。
そして、こうしたストーリーの中で、これまでも語られてきた登場人物の過去に、さらに別の事実があったことが明らかになる。ホッパー署長については、娘が生まれる前のことが分かる。そして、驚愕なのがイレブンの過去。これまでも、彼女の母親や研究所での体験などが描かれてきたが、それとは別の、彼女が忘れたくて意識の下に押し込めていた記憶が甦る。そして、その出来事は“裏側の世界”に関連が?! そして、ホーキンスの謎をめぐるドラマが大きく動き出す!
Netflixシリーズ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」シーズン4
Vol.1:独占配信中
Vol.2:2022年7月1日(金)独占配信開始