この秋はワールドワイドな恐怖映画群がこれまでになかった緊迫感を生み出す! 新感覚の恐怖体験を劇場で味わってみよう!(文・米崎明宏/デジタル編集・スクリーン編集部)

2022年8月26日(金)公開
シーフォーミー

真夜中の強盗集団が視覚障がいの女性を襲う新感覚FPSスリラー

画像1: 真夜中の強盗集団が視覚障がいの女性を襲う新感覚FPSスリラー

豪邸に一人で滞在することになった視覚障がいの女性。だがその屋敷に殺人も厭わない強盗集団が侵入。果たして女性が助かる道はあるのか? 侵入者に立ち向かう女性が武器としたのは視覚障がい者サポートアプリだった……。

前代未聞の展開でリアルな緊迫感を生み出す本作の監督は日系カナダ人のランドール・オキタ。そして主人公ソフィは、自らも極めて稀な疾患で成人してから視覚を失ったというスカイラー・ダヴェンポートが演じる。

猫のシッターとして雇われた盲目のソフィは、人里離れた豪邸で一人きり留守宅を預かることに。だが彼女は視覚障がいを逆手にとって屋敷内の金目のものを盗もうとしていた。そこに現われたのは、隠し金庫を狙う凶悪な強盗集団。命の危機を感じたソフィは視覚障がい者用サポートアプリ「シーフォーミー」を使って助けを求める。それに応じたのは元軍人ケリー。果たしてケリーのサポートでソフィは絶体絶命のピンチを脱出できるのか?

画像2: 真夜中の強盗集団が視覚障がいの女性を襲う新感覚FPSスリラー

補足メモ:FPSゲームのFPSとはファースト・パーソン・シューターの略。主人公と同じ視点で進む3Dガンシューティングゲームの感覚が本作で味わえる。ソフィを遠隔で助けるケリーがこのゲームの達人という設定だが、一筋縄ではいかないソフィに振り回される場面も?

シーフォーミー
2022年8月26日(金)公開

カナダ/2021/1時間33分/クロックワークス
監督:ランドール・オキタ
出演: スカイラー・ダヴェンポート、ジェシカ・パーカー・ケネディ、パスカル・ラングデール
© 2021 SEE FOR ME FILM INC.

2022年9月16日(金)公開
ザ・シスト/凶悪性新怪物

巨大な“人食いオデキ”の恐怖を描くバイオ・サイエンス・パニック

画像1: 巨大な“人食いオデキ”の恐怖を描くバイオ・サイエンス・パニック

映画史上最も醜く、キモいモンスターが登場!? この怪物はオデキから生まれた極悪物体X。膿汁を噴出し、人間を食い殺す、生理的嫌悪感をもよおすこと必至というこの怪物を生み出したマッドサイエンティストの診療所内を惨劇の地獄へと叩き込む。

監督・脚本のタイラー・ラッセルは短編『DOG YEARS』(2018)で数々の賞を受賞した新鋭。グロテスクな特殊効果スーパーバイザーおよびモンスター・エフェクトを担当したのは『ホーンテッド 世界一怖いお化け屋敷』(2019)『クライモリ』(2021)などで知られるカイル・ロバーツ。

1961年。ガイ博士(ジョージ・ハーディ)は自ら開発した腫瘍治療器の特許を取ることで頭がいっぱいだった。看護婦パティ(エヴァ・ハーパーマン)は以前この装置の特許を取るための実験中に負傷していたが、彼女の反対を押し切って博士は開発途中の装置を作動。すると被験者の腫瘍から醜悪な人食いモンスターが誕生し、診療所は地獄絵図に……。

画像2: 巨大な“人食いオデキ”の恐怖を描くバイオ・サイエンス・パニック

補足メモ:何といっても注目は超グロい“オデキ・モンスター”。『遊星からの物体X』(1982)『バスケットケース』(1982)『悪魔の毒々モンスター』(1984)など有名ホラーに登場したキモ・キャラを凌ぐという評判も? 超巨大化したオデキの塊に目玉が付いたようなその姿は一見の価値あり?

ザ・シスト/凶悪性新怪物
2022年9月16日(金)公開

アメリカ/2020/1時間13分/エクストリーム
監督:タイラー・ラッセル
出演:エヴァ・ハーパーマン、ジョージ・ハーディ、グレッグ・セステロ
© 2020 ANTOM FILM

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