「10分毎に何らかの感情を揺さぶる経験ができる」と監督が宣言!
本作『RRR』は、インド映画史上最高となる制作費7200万ドル(97億円 *1ドル=135 円換算)を掛けたアクション・エンターテインメント。舞台は、英国植民地時代のインド。 英国軍に捕らわれた村の少女を救い出す使命を背負った “野性を秘めた男ビーム( N・T・ラーマ・ラオ・ Jr. 通称 NTR Jr. )と、英国の警察官で“内なる怒りを燃やす男”ラーマ (ラーム・チャラン)が、敵対する立場のであることを知らずに唯一無二の親友となっていくが、やがて二人は友情と使命の間で葛藤していく。
舞台挨拶では、会場が割れんばかりの拍手に迎えられながら、S.S.ラージャマウリ監督、NTR Jr.、ラーム・チャランが登場。
ラージャマウリ監督は、「お越しいただき、ありがとうございます。前回の来日から5年ぐらい経ちましたかね。前回の思い出はインドに持ち帰って、私のヒーローであるNTR Jr.とチャランに伝えました。日本の皆さんは、何かを気に入ると愛情をもって意思表示をしてくれます。それを是非この二人にも見せてあげてください」と日本の観客への感謝を述べ、また「皆さんにお約束できるのは、この映画では10分毎に何らかの感情を揺さぶる経験ができることです。泣いたり、笑ったり、最後には二人のことを愛してくださるのではないでしょうか」と作品への自信を見せた。
続いてビーム役のNTR Jr.が挨拶。まずは拍手で沸き立つ会場に「ありがとう ありがとう」と日本語で感謝し、人生のやりたいことリストに入れるほど待ち望んでいたという来日について「さらに印象が変わりました。日本の皆さんは世界で最も心優しくて謙虚な方たちだと僕は思います。皆さんのことが大好きです」と語った。さらに「みなさんこんにちは。元気ですか?会えてうれしいです。映画を楽しんでください。ありがとう、ありがとう。」と流暢な日本語で観客にメッセージを送った。
ラーマ役のラーム・チャランも「Thank you. ありがとう。みなさん大好き、Japan!」と日本語を交えながら挨拶をはじめ、「日本の方々に敬意を表したいのは、文化、食、お互いをリスペクトするところ、そして僕らのように他の国からやってきた人間にもリスペクトしてくださることです。もし、何かインドに持ち帰りたいものがあるとすれば、それはリスペクトさと謙虚さです。街を歩いていてもとても綺麗で、こんな風に自分たちの国を大切にしてる方、他にはいないんじゃないかと思います」と日本で感動したことを明かした。