マーベル・スタジオの中でもトップクラスの興行収入を記録した伝説的な作品の続編が満を持して登場。偉大な英雄を失った世界で、人々が今再び立ち上がる──。今回の特集では、最新作のみどころや英雄の魂を受け継ぐ者たちに迫りながら、『ブラックパンサー』そしてチャドウィック・ボーズマンのレガシーを改めて振り返ります。さあ、魂を受け継ぐ準備はできているか。ワカンダよ、永遠に!(文・平沢薫/デジタル編集・スクリーン編集部)

チェックポイント

1. 謎の海底国、その王ネイモアが初登場

画像: 海底国の王ネイモアが満を持してMCUに参戦

海底国の王ネイモアが満を持してMCUに参戦

1939 年コミック初登場の歴史あるヒーロー、海底国の王ネイモアがMCU 初登場。彼は、水棲人間の国の王族の母と、砕氷船船長だった人間の父親の間に生まれ、特殊能力を持つ。彼の海底国は、なぜワカンダと関わりを持つようになるのだろうか?

また、王国の武将アットゥマも映画に登場。彼はコミックでは自分こそが予言された王だと考えてネイモアと敵対するので、映画でもこの2人の王座をめぐる戦いが起きるかも?

2. “ブラックパンサー” を継ぐ者とは

画像: 国王の護衛オコエ(左)がシュリと一緒にいるということは?

国王の護衛オコエ(左)がシュリと一緒にいるということは?

ティ・チャラ亡き後、誰が、どのようにしてブラックパンサーを引き継ぐのか。コミックでは、ティ・チャラが重傷を負い、代わりに妹のシュリがブラックパンサーになるエピソードがあり、本作関連のLEGO のセットには黒い戦闘スーツのシュリのミニフィギュアもあって、シュリ説が有力。

とはいえ親衛隊長オコエや、ジャバリ族のリーダー、エムバクの可能性も? また、ティ・チャラの元恋人ナキアが戦闘スーツを着るとの噂も?

3. 新ヒーロー“アイアンハート” が初登場

画像: ラモンダ(中央)らワカンダ王室とリリの接点とは

ラモンダ(中央)らワカンダ王室とリリの接点とは

アイアンマンに才能を認められた若き天才科学者リリ・ウィリアムズことアイアンハートが、MCU 初登場。彼女は15歳でマサチューセッツ工科大学の学位を取り、独自にアイアンマンそっくりのスーツを製造した才能の持ち主。本作の特報の白いタンクトップ姿で金属を加工する姿が『アイアンマン』のトニー・スタークにそっくりだと話題に。同じ天才科学者シュリとの共闘ぶりも楽しみ。

ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー
2022年11月11日(金)公開

2022/アメリカ/ウォルト・ディズニー・ジャパン
監督:ライアン・クーグラー
出演:レティーシャ・ライト、ルピタ・ニョンゴ、ダナイ・グリラ、アンジェラ・バセット、テノッチ・ウエルタ、ウィンストン・デューク、マーティン・フリーマン、ドミニク・ソーン
©Marvel Studios 2022

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