ソフィー・マルソー「女優でありたいという想いを新たにした」
本作『すべてうまくいきますように』はオゾン監督がフランスの国民的俳優ソフィー・マルソーと初タッグを組み、”安楽死”を巡る父娘の葛藤を描いたフランス映画。本日11月17日が誕生日でもあるソフィー・マルソーは、そんな初タッグへの想いを今回到着したコメントで明かしている。
ソフィー・マルソー コメント
これまでにフランソワ・オゾンが私の出演を考えた時は、タイミングが合わなかったか、役柄が合わなかったかのどちらかでした。けれど、一緒に仕事をしたいという希望は持っていましたし、昔からフランソワの映画が大好きなんです。フランソワは折衷主義的な映画監督です。エネルギッシュで好奇心旺盛で、社会とその弱点を観察する鋭い目を持っています。
私は数年ほど演技をしていない状態から撮影現場に戻ってきました。この力強い物語と共演者たち、そしてスタッフと監督に恵まれてとても幸せでした。そして、女優でありたいという想いを新たにしました。
ティザービジュアルと追加の場面写真も解禁!
また、今回解禁されたティザービジュアルは、爽やかな水色を背景に、ソフィー・マルソー演じる小説家のエマニュエルが中心に添えられたデザインとなっている。その横には「父の願いと、家族の願い。優しくも激烈な戦い。」というコピーが添えられており、“安楽死”を巡って繰り広げられる、父と娘の攻防戦を暗示している。
新解禁となった場面写真では、一癖も二癖もある登場人物たちの姿が切り取られている。フランソワーズ・サガンの「ある微笑」の初版本を片手に無邪気に喜ぶエマニュエルをはじめ、入院中の父アンドレ(アンドレ・デュソリエ)を複雑な表情で見守るエマニュエルとパスカル(ジェラルディーヌ・ペラス)姉妹、夫のアンドレとは何年も別居中の彫刻家クロード(シャーロット・ランプリング)、安楽死を支援する協会から派遣されてきたスイス人女性(ハンナ・シグラ)など、豪華な俳優陣が一風変わった役を演じている点も本作の見所となっている。
『すべてうまくいきますように』
2月3日(金)ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、Bunkamuraル・シネマ他公開
配給:キノフィルムズ
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