もうすぐ冬。寒くなってくると瞬間的に暖まりたいのか爆発シーンが恋しくなるのは必然。映画の中のパワーそのものであり、観客の心を掴む爆発シーン。多くの監督が試行錯誤していろいろな爆発がこの世に誕生しています。映画を観終わった後に誰かと「あの爆発すごくなかった?」と話したくなる編集部のおススメ爆発映画をご紹介します。(文・相馬学/デジタル編集・スクリーン編集部)
カバー画像:『マチェーテ』(2010)より

編集部オススメ爆発映画10選

〝爆発シーン〞が印象的な映画は全て「爆発映画」である。様々な爆発の中でも、「ウソでしょ?!」とツッコミながらも思わず笑顔になってしまうような10作をリコメンド。爆発シーンの解説と共にお届けします!

爆発バックにミッキー・ロークが登場
『ダブルチーム』(1997)

画像1: Photo by Columbia Pictures/Getty Images
Photo by Columbia Pictures/Getty Images

アクション俳優ジャン=クロード・ヴァン・ダムとNBAのスーパースター、デニス・ロッドマンの競演作。前者ふんするCIA諜報員と、後者ふんする武器商人が手を組み、凶悪なテロリストに立ち向かう。

クライマックスでは地雷が方々に埋め込まれたスタジアムで、ミッキー・ロークふんするヴィランと肉弾戦を演じるが、この地雷による爆破がスタジアムごと破壊するレベルで仰天! バトルはもちろん、破壊の渦からの脱出も見どころだ。

“破壊王”のドラマチックで圧倒的な爆発
『ザ・ロック』(1996)

画像: ディズニープラスのスターで配信中 © 1996 Hollywood Pictures Company, Don Simpson Productions, Inc. and Jerry Bruckheimer, Inc.

ディズニープラスのスターで配信中

© 1996 Hollywood Pictures Company, Don Simpson Productions, Inc. and Jerry Bruckheimer, Inc.

“破壊王”こと、マイケル・ベイ監督が、ショーン・コネリーとニコラス・ケイジの2大オスカー俳優を迎えて放った快作。サンフランシスコ沖のアルカトラズ島を占拠した反乱兵士集団に、政府の密命を受けたふたりの男が立ち向かう。

ベイ作品らしくカーチェイスや銃撃戦の度に火の手が上がるが、見どころはやはりクライマックス。凄まじい大爆破に吹き飛ばされた主人公の運命は!? ドラマチックな展開から、目が離せない!

愛さずにはいられない爆発のオンパレード
『007/ゴールデンアイ』(1995)

画像: Photo by Keith Hamshere/Getty Images
Photo by Keith Hamshere/Getty Images

「007」には爆破の見せ場が多いが、5代目ボンド俳優ピアース・ブロスナンがシリーズデビューを飾った第17作はその代表格。英国情報部員ジェームズ・ボンドが、東西冷戦を引きずる旧ソ連の残党のテロを阻止すべく奔走を繰り広げる。

冒頭の冷戦時の爆破からして凄まじいが、見せ場はさらに続き、ロシア成立後の秘密基地や、キューバの秘密基地、クライマックスと、エクスプロージョンのオンパレード。宇宙空間での爆破でダメ押し!

ギターケースからロケットを発射して爆発
『デスペラード』(1995)

画像2: Photo by Columbia Pictures/Getty Images
Photo by Columbia Pictures/Getty Images

メキシコの流しのギター弾き=“マリアッチ”が実は凄腕の殺し屋だった……という設定で、爆破シーンは盛りだくさん。ギターケースと思いきや、それがロケットランチャーであることを知った際の驚きと言ったら!

しかし何といっても最大の見せ場は、荒野での大爆破をバックにして主人公がヒロインを連れて振り返りもせずスタスタと歩き去るシーン。“爆風で吹っ飛ばされるから!”というツッコミを許さないほどのかっこよさだ!

眩しいニコラス・ケイジと爆発デート
『コン・エアー』(1997)

画像: ディズニープラスのスターで配信中 © 1997 Touchstone Pictures & Jerry Bruckheimer, Inc.

ディズニープラスのスターで配信中

© 1997 Touchstone Pictures & Jerry Bruckheimer, Inc.

『ザ・ロック』(1996)のプロデューサー、ジェリー・ブラッカイマーが、同作のニコラス・ケイジを主演に起用。ケイジふんする囚人は、正義感の強さゆえに殺人を犯すも模範囚として釈放されることになり、囚人護送機に乗り込んだ。

ところが、同乗の凶悪囚人たちが脱獄計画を実行に移したことから彼の運命は狂い始める。主人公は愛する妻子のもとに帰れるのか!? 護送機の爆破から逃走車の爆破へと至るクライマックスは、まさに壮絶!

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