オープニング・ステージに12人のセレブが大集合!
2019年以来、3年ぶりにリアル開催が実現した「東京コミコン2022」。うれしいことに本物のセレブたちも大勢実際に現地にやってきてファンとの生の交流を果たしてくれた。様々ないでたちのコスプレイヤーたちも復活! 3日間で6万7000人を超える全国のコミコン・ファンが会場の幕張メッセに戻ってきたのは待ちに待った光景だ。そこで豪華ゲストたちのステージを中心に現地レポートをお届けしよう。
まず開幕前夜の11月24日。都内のホテルで日本に到着したばかりのジェームズ・マカヴォイと、サプライズでクリストファー・ロイド(夫人も同伴)にアンバサダーを務めたAKIRA(EXILE)も加わって特別会見を行ってくれた。
「オファーをもらって、即座にイエスと答えたよ。東京に来られるならどんな口実でもいいからね」とマカヴォイがコミコン参加の理由を語り、ロイドも「アメリカはちょうど感謝祭のお休みシーズンなので、ワイフと一緒に参加することにしたんだ」と続けた。
AKIRAも「こんな有名なお二人と同席できるだけでも興奮していますが、今回いらしてくださるセレブの皆さんと一緒に東京コミコン完全復活を盛り上げていきたいです」と意気込みを。
そして翌日のオープニング・ステージには、マカヴォイ、ロイドの他に、マイケル・パレ、ヴァーノン・ウェルズ、ダニエル・ローガン、アンソニー・ダニエルズ、イアン・マクダーミド、ヘイデン・クリステンセン、カレン・ギラン、アンディ・サーキス、ジェイミー・キャンベル・バウアー、ジョセフ・クインの10名もズラリ登壇。
「皆さんに会えて幸せです。ドウモアリガトウ」と挨拶したクリステンセンをはじめ、殆んどのセレブが「ハロー、トウキョウ!」「コンニチワ、ジャパン!」など日本語を交えたコメントを発して、友好的なムードも盛り上がり、マーベルコミック編集長のC・B・セブルスキーも参入し、恒例の鏡割りを全員で行い、3日間の成功を祈念した。
クリストファー・ロイドが「マンダロリアン」への参加を認める
初日からこれらセレブを迎えての特別ステージが次々開催され、満場の観客を沸かせた。まず『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのゴラムはじめ、『スター・ウォーズ』(スノーク役など)、DC(アルフレッド・ペニーワース役)、マーベル(ユリシーズ・クロウ役)とビッグ・フランチャイズに次々出演しているアンディ・サーキスがインタビューに応えた。
これらの多才な活躍ぶりについて「マーベルは独自のユーモアがあり、DCはエモーショナルな主人公の奥に潜む思いを伝えるようとしているところが人々の心をつかむのでは。「スター・ウォーズ」の世界ではスノークとキノ・ロイというSWの中でも光と陰的な正反対の役を演じてみて面白いと感じました」と持論を展開した。
クリストファー・ロイドもこの日のステージに登場。『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の思い出は「『PART3』で馬に乗って記者を追いかけるシーンが楽しかった」と言いながら、「マンダロリアン」シーズン3に出るという噂を聞かれると、最初はとぼけていたが、最後には出演したことを認めて観客を和ませてくれた。