重要キーワード3:虫がキーワード?
DCの『ブルービートル(原題)』は、その名のとおりビートル(甲虫)を模したアーマーを着た若者が活躍するヒーロー物。青い甲虫型のエイリアンのデバイスで変身します。日本でのなじみはあまりないヒーローですが、先に公開された『ブラックアダム』でもわかるように、DCはバットマン、スーパーマン、ワンダーウーマン以外にも魅力的なヒーローをいっぱいかかえており、こうしたブランニューヒーローの紹介は嬉しい。
DCユニバースに新ヒーローが誕生!
ブルービートル(原題)
2023年公開
DCコミックのティーンエージャー・ヒーロー、ハイメ・レイエス/ブルービートルを題材にしたスーパーヒーロー映画。「コブラ会」で注目されたショロ・マリデュエニャ主演。
監督:アンヘル・マヌエル・ソト
出演:ショロ・マリデュエニャ、スーザン・サランドン
配給:ワーナー・ブラザース映画
なお2023年はアントマン=蟻、ワスプ=蜂、スパイダーマン=蜘蛛と虫系ヒーローが多い(笑)。
重要キーワード4:待望の続編
ヒットシリーズの待望の続編も多数登場。DCから『シャザム!〜神々の怒り〜』『アクアマン・アンド・ザ・ロスト・キングダム (原題)』、MCUから『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME3』『ザ・マーベルズ(原題)』。アメコミ・ヒーロー映画の場合、1作目はどうしてもキャラのオリジン(誕生秘話)を描くのに時間を割いてしまいますが、2作目以降はいきなりストーリーから入れるので映画的により面白くなります。
中身はコドモの半人前ヒーローと“神の娘たち”の究極バトル開幕
シャザム!~神々の怒り~
2023年3月17日(金)公開
“見た目はオトナ、中身はコドモ”のヒーローが再び! 神々を怒らせたシャザムと“神の娘たち”の最
強バトルが勃発する。前作キャストに加え、ヘレン・ミレンらが新たに参戦。
監督:デヴィッド・F・サンドバーグ
出演:ザッカリー・リーヴァイ、アッシャー・エンジェル
配給:ワーナー・ブラザース映画
© 2022 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM & © DC
『シャザム〜』はレイチェル・ゼグラー、ヘレン・ミレン、ルーシー・リューら豪華女優陣が演じる神の娘たちがシャザムたちに挑むというより派手な展開に。また『アクアマン〜』は前作のライバルや敵たちとアクアマンが手を組んで更なる脅威と闘う。なお本作にはベン・アフレック版バットマンも登場予定。
MCUの『ザ・マーベルズ』は事実上の『キャプテン・マーベル2』。先ごろ「梨泰院クラス」でも有名な韓国の人気若手俳優パク・ソジュンの出演も発表され話題に。
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー〜』はジェームズ・ガン監督によれば自身が現行キャストで製作する最後の作品になる、と。またロケットの過去が描かれるそうです。先の東京コミコンで来日したネビュラ役のカレン・ギランによれば「ユーモアもいっぱいだけれど、ガーディアンズのひとつの区切りとなる、美しい物語」だそうです。笑えてそして涙が出そうな傑作の予感ですね。
銀河一の落ちこぼれチームの物語は感動の大団円へ
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3
2023年5月3日(水・祝)公開
銀河一の落ちこぼれヒーローチームの新たな冒険を描く最新作。ガン監督によるシリーズ最終章ともいわれ、ロケットの過去に焦点が当たる。日本はアメリカより2日早く公開。
監督:ジェームズ・ガン
出演:クリス・プラット、ブラッドリー・クーパー(声の出演)
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
©Marvel Studios 2022
2023年スーパーヒーロー映画の全米公開スケジュール一覧
※すべて全米公開予定日です(日本公開についてはコラム内にて)
2月17日 アントマン&ワスプ:クアントマニア
3月17日 シャザム!~神々の怒り~
5月5日 ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3
6月2日 スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース
6月16日 ザ・フラッシュ(原題)
7月28日 ザ・マーベルズ(原題)
8月18日 ブルービートル(原題)
10月6日 クレイヴン・ザ・ハンター(原題)
12月25日 アクアマン・アンド・ザ・ロスト・キングダム(原題)