【登場人物紹介】日本語吹替版も豪華キャストが集結
ライル(声:ショーン・メンデス)
日本語吹替版:大泉洋
奇跡の歌声をもって生まれたワニ。話すことはできないが、歌を通して自分を表現し、人の心を動かす不思議な力を持つ。見た目で誤解されがちだが、思いやりにあふれた心優しい性格。
\ライル役 大泉洋さんよりコメント/
「いつかショーン・メンデスと会って、俺たちやったぜとハグしたいです(笑)。とにかく素晴らしい音楽に溢れた、子供から大人まで全ての人々が楽しめる映画です」
ヘクター・P・ヴァレンティ(ハビエル・バルデム)
日本語吹替版:石丸幹二
ライルの最初の飼い主。自称「舞台と銀幕のスター」。ライルの驚異的な歌唱力を見抜き、相棒にしようとする。
ジョシュ・プリム(ウィンズロウ・フェグリー)
12歳の孤独な少年。大都会NYに引っ越した不安で新しい学校に馴染めない。ライルと不思議な友情で結ばれる。
ミセス・プリム(コンスタンス・ウー)
日本語吹替版:水樹奈々
息子ジョシュを心配する母親。人気の料理本の著者で、レシピ通り作ることをモットーとする完璧主義者。
ミスター・プリム(スクート・マクネイリー)
ジョシュの父親。教師としてNYの学校に赴任するが、生徒には甘く見られがち。レスリング部の元チャンピオン。
グランプス氏(ブレット・ゲルマン)
プリム一家の真下に暮らしている。神経質な性格で人間嫌い。飼い猫を愛するあまり危険な行動に出ることも。
【インタビュー】ショーン・メンデス、僕はライルに大いに共感する
──この映画とワニのライルというキャラクターの魅力はどんなところだと思いますか?
この映画の面白いところは、主人公が栄光などを追い求める作品とは違って、ライルが追い求めているものが、ただ家族や心安らかに暮らすこと、人と繋がることだというところだ。だからライルは愛されるし、人々の共感を呼ぶ。スポットライトを浴びるのは素晴らしいし嬉しいことだけど、僕が歌う本当の理由は愛なんだ。心地よいとき、自分を受け入れてもらっていると感じるときに、僕は歌いたくなる。それって普遍的な感情だと思うし、だからこそ僕はライルに大いに共感する。
──エンドロールではあなたのオリジナル楽曲「Heartbeat」が使われていますね。
『Heartbeat』はかなり長い間僕が大切にしてきた歌だ。光と愛について歌った素晴らしい曲なんだけど、今までなぜか『発表するのは今だ』と思える機会がなかった。でも今回エンドロールについて話し始めたときに『ああ、このための曲だったんだ』と思った。僕がこれまで作ってきた曲の中でも一番気に入っている曲の一つだからすごく嬉しい。
──ライルが舞台で緊張して歌えなくなる場面がありますが、パフォーマーとして共感できますか?
もちろん。自分が受け入れられていないと感じたり、居心地の悪さを感じたりするときに歌うのはすごく難しい。僕もそういう状況は何百万回も経験している。緊張や自信のなさと戦っている人にアドバイスをするとしたら、こう言うだろうね。緊張しているということは、自分がやろうとすることを本当に大切に思っているということだって。僕が憧れている人たちやパフォーマーの多くが、緊張感はよりよいパフォーマンスをするための味方だって言っているよ。
『シング・フォー・ミー、ライル』
2023年3月24日(金)公開
アメリカ/2022/1時間46分/ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
監督:ウィル・スペック、ジョシュ・ゴードン
出演:ショーン・メンデス(声の出演)、ハビエル・バルデム、コンスタンス・ウー、ウィンズロウ・フェグリー、スクート・マクネイリー