映画界の巨匠スティーブン・スピルバーグ監督×「スター・ウォーズ」シリーズを手掛ける、ルーカスフィルムの超豪華制作陣がタッグを組み、主演をハリソン・フォードが務めた、世界中で人気を誇るアドベンチャー・シリーズ「インディ・ジョーンズ」。その全世界待望となる最新作にしてハリソン・フォードがインディを演じる最後の作品となる『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』が、2023年6月30日(金)に日米同時公開となる。今回は、先日のアカデミー賞でも話題となった、キー・ホイ・クァンとハリソン・フォードが共演を果たした『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』(84)について振り返りながら、最新作へつながる注目ポイントをご紹介しよう。(カバー画像:Photo by Paramount/Getty Images)

インディと年の離れた相棒ショーティの活躍が光る!第2作『魔宮の伝説』

『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』の舞台は1935年。「インディ・ジョーンズ」シリーズとしては2作目だが、実は時系列としては1作目の前日譚に当たる物語。この作品で、インディは常に若き相棒ショーティことショート・ラウンド(キー・ホイ・クァン)と行動を共にする。映画冒頭、上海マフィアとの銃撃戦のさなか、追手から逃げるインディとウィリーの危機に“救世主”として駆けつけたのがショーティ。

画像: Photo by Paramount/Getty Images

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子どもながらに車を得意げに走らせるショーティの姿はインパクト抜群!年の離れたインディに対し、まさしく“相棒”らしく対等な立場で接するショーティは、インディよりもいち早く情報をキャッチするなど優秀な助手としてもインディにとって欠かせないキャラクターだった。劇中でも、インディのトレードマークで大切にしているフェドーラ帽をショーティがかぶっている場面も登場するなど、インディからの強い信頼を得ていたキャラクターだったことがわかる。

物語の終盤では、洗脳されてしまったインディをショーティが機転を利かせ助けるという大活躍をみせ、インディとショーティの熱いハグに観客は目頭を熱くしたことだろう。 その後、劇中でインディとショーティの物語が描かれることはなかったが、ショーティの活躍をもっと観たいと思っていた観客は少なくないはずだ。

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