メインキャスト陣が集結!
せいやの挨拶後、満を持してキャスト陣と監督が登場。トメック・バギンスキー監督に続き、マーク・ダカスコス、ディエゴ・ティノコ、マディソン・アイズマン、ファムケ・ヤンセン、ショーンビーン、そして新田真剣佑の順で舞台に上がり勢ぞろいし、レッドカーペットへ。舞台から降りる際、新田がヤンセンをエスコートする場面も。レッドカーペットでは「マッケーン!」や「ショーン!」などキャスト陣への声援が飛び交う中、キャスト陣と監督は自撮りやサインに応えたりとたっぷりとファンサービスを行った。
レッドカーペットでのファンとの交流が終わると、続けて舞台挨拶へ。ここで、「聖闘士星矢」の原作者である車田正美が登場。一旦退場したキャストと監督を一人一人出迎えた。
「星矢として日本に凱旋帰国した気持ちは?」と聞かれた新田は、「本日はお集りいただきありがとうございます。ぼくはずっと日本にいるんですけどね。ここに住んでおります」と笑いを取りながら「こういう機会で皆さんに観ていただけるということは本当に幸せです。嬉しいです。楽しんでいってください」と挨拶。
『ロード・オブ・ザ・リング』以来22年ぶりの来日となったショーン・ビーンは「日本にまた来られてとてもうれしく思っています。温かい歓迎をありがとうございます」と久々の来日への喜びを見せながら「この映画は特別な映画で皆さんさおれぞれ楽しめるところがあると思います。皆さん映画を楽しんでください」と優しい声で語った。
ビーン同様に久々の来日(2006年の『X-MEN ファイナル・ディシジョン』以来16年ぶり)となったファムケ・ヤンセンも、歓迎に感謝しつつ「この作品に関わることができて、本当に誇りに思っております。絶対に皆さん楽しんでいただける作品になっていると思います」と作品への自信をのぞかせた。
シエナ役のマディソン・アイズマンは「Hi, Everyone!」と会場に元気に投げかけた後、「実は今回はじめて来日しました。本当に素晴らしい経験をさせていただいています」と初来日の喜びを語り、「我々一同が2年間かけて頑張ってきた作品です。誇りをもっている作品です」と挨拶。
ネロ役のディエゴ・ティノコも「日本の皆さん愛してます!皆さん最高です!」と日本のファンを大絶賛。また、「日本人のアーティストによる日本人を主役とした作品を皆さんにお届けできることをとても光栄に思っています。これは映画に撮って、ハリウッドにとって大きな転換点になると思います」と本作を日本へ届けられることについて思いを明かした。
マーク・ダカスコスは「こんばんは!ありがとうございます!」とまず日本語であいさつ。そして「皆さん、この場にいてくれて本当にありがとうございます。一息ついて見まわしてみてください。正にこれが車田先生のこれまでの素晴らしい業績を昇華している瞬間なんです。この素晴らしい作品に関われたことを本当にうれしく思っています」と本作へ携われたことへの喜びを見せた。
挨拶の最後となったトメック・バギンスキー監督は「やっぱりチーム以上に良いものは作れません。でも幸いなことに今回は本当に世界最高のチームのチームを編成することができました。それはきっとスクリーンをご覧いただくときに伝わると思います。願わくば、本作が出発点になってほしいです。大昔に『聖闘士星矢』をポーランドのテレビで観ていたんですが、そのときに「いつか君は東京に行ってこの作品を皆さんに紹介することになるよ」と誰かに言われても信じなかったと思いますが、現にここへやってくることができました。お招きいただいた皆さん、本当にありがとうございました」と『聖闘士星矢』を携えて来日できたことへの思いを明かした。
『聖闘士星矢 The Beginning』
4月28 日(金)全国公開
監督:トメック・バギンスキー
原作:車田正美「聖闘士星矢」
脚本:ジョシュ・キャンベル&マット・ストゥーケン AND キール・マーレイ
キャスト:新田真剣佑、ファムケ・ヤンセン、マディソン・アイズマン、ディエゴ・ティノコ、マーク・ダカスコス、ニック・スタール、ショーン・ビーン
製作:東映アニメーション
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日本配給:東映