ディズニー&ピクサー最新作『マイ・エレメント』(8月4日(金)劇場公開)が、世界三大映画祭のひとつカンヌ国際映画祭でピクサー長編作品としては2009年(第62回) 『カールじいさんの空飛ぶ家』、2015年(第68回)『インサイド・ヘッド』、2020年(第73回)『ソウルフル・ワールド』に続いてクロージング作品に決定。さらに、本作の監督ピーター・ソーンをはじめとするスタッフ/声優陣が参加するワールドプレミアの実施も決定し、カンヌの地で世界初上映となる。

“もしもの世界”の初上映はカンヌで!

『トイ・ストーリー』の“おもちゃの世界”、『モンスターズ・インク』の“モンスターの世界”、『ファインディング・ニモ』の“海の中の世界”、『インサイド・ヘッド』の“頭の中の世界”、『リメンバー・ミー』の“死者の世界”など、ユニークでイマジネーションあふれる[もしもの世界]を舞台に数々の感動的な物語を観客に贈り届けてきたディズニー&ピクサー。本作『マイ・エレメント』はピクサー・アニメーション・スタジオのトップ(チーフ・クリエイティブ・オフィサー)で、過去にカンヌで公式上映された3つのピート・ドクター監督作品以外で初めて選出されたピクサー作品となる。この決定に際し、ピート・ドクターとさらにカンヌ国際映画祭総代表ティエリー・フレモーは下記のコメント発表した。

ピート・ドクター
(ピクサー・アニメーション・スタジオ/チーフ・クリエイティブ・オフィサー)

今年のカンヌへの復帰はピクサー・アニメーション・スタジオにとって、とても特別なことです。私たちがようやくパンデミックから抜け出し、ストーリールームやアニメーション制作、ブレインストーミングでまた集まることができ、そしてカンヌの地に戻ってくることができたことは喜びであり名誉なことです。そして、並外れた素晴らしいストーリーテラーであるピーター・ソーン監督の『マイ・エレメント』はとても面白くて、心に深く響き、率直に言っても観るものを圧倒する作品になっています。本作は大きなスクリーンのある劇場で映画を楽しんでもらうために制作しました。カンヌ映画祭でワールドプレミア上映されることをとても嬉しく思います。

ティエリー・フレモー
(カンヌ国際映画祭総代表)

長年にわたり、カンヌ国際映画祭は世界中からのアニメーション映画を上映してきました。ピクサー・アニメーション・スタジオは、ピート・ドクターが監督した『カールじいさんの空飛ぶ家』で2009年のカンヌ映画祭のオープニングを飾り、カンヌの歴史を作りました。それはとても素晴らしいイベントでした。今年のクロージング作品として『マイ・エレメント』を上映することは、私たちがそれぞれの人生について改めて思いを巡らせるための素晴らしい機会となるでしょう。

製作総指揮を務めるピート・ドクターが「心に深く響き、見るものを圧倒する作品」と自信を持ち、“並外れたストーリーテラーだ”と絶賛する監督ピーター・ソーンの『マイ・エレメント』は、私たちの身近にある火・水・土・風─のエレメントたちがそれぞれの特性にあった方法で人間のように暮らす世界が舞台。

[もしもエレメントの世界があったら、どんな性格で、どんな暮らしをしていているのか、どうやって触れ合う事ができるのか?]という、ピート・ドクターの過去監督作品の“もしも”を超えるチャレンジングなコンセプトの世界で物語を描く。本作の主人公はアツくなりやすくて家族思いな火の女の子〈エンバー〉と涙もろくて心やさしい水の青年〈ウェイド〉という、その気になればお互いを消せる(!?)性質を持ち、全てが正反対の意外なふたり。 正反対のふたりの出会いが“エレメントの世界”に起こす奇跡の化学反応とは・・・? 今後のピクサーを代表するピーター・ソーン監督は、ウォルト・ディズニー・カンパニー創立100周年の記念イヤーとなるこの夏、だれも知らないイマジネーションあふれる色鮮やかなエレメント・シティでの奇跡の出会い、そして予想もできない新たな“もしもの世界”の驚きと感動の物語をカンヌ国際映画祭を皮切りにして全世界に届ける。

『マイ・エレメント』
8月4日(金) 全国ロードショー
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
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