船上のステージで開催された配信記念イベント
本作は、1904年にスコットランドの作家ジェームス・マシュー・バリーの戯曲および小説によって発表されて以降、映画やミュージカルそしてテーマパークのアトラクションとしても世界中で親しまれてきた「ピーター・パン」を、新たなストーリーで実写映画化した作品。
4月28日(金)の配信を前に、世界中から熱い視線が注がれている中、アメリカ・ニューヨークにて、現地時間4月25日(火)(日本時間/4月26日(水))に配信記念イベントが開催された。ジュード・ロウ、エヴァー・アンダーソン、ヤラ・シャヒディ、ジム・ガフィガンら、本作のキャストやスタッフが一同に集結し、本作の完成を祝福した。
会場となったサウスストリート・シーポート・ミュージアムでは、まるでフック船長が乗る海賊船を彷彿とさせるような船の上にステージが作られた。数ある「ピーター・パン」作品の中でも最も高い人気を誇るディズニー・アニメーションの『ピーター・パン』誕生から70周年という記念すべき年に配信される本作。ネバーランドでの新たな物語の幕開けへの期待が高まる中、レッドカーペットにゲストらが華々しく登場し、会場を大いに沸かせた。
エヴァー・アンダーソン、ウェンディとは「大人になるのが怖い女の子だったという意味ではとても似ています」
『ピーター・パン&ウェンディ』というタイトルの通り、ピーター・パンとウェンディの2人が主人公となる本作。ウェンディ役を演じたのは、「バイオハザード」シリーズで知られるミラ・ジョヴォヴィッチの娘エヴァー・アンダーソン。ハイブランドのモデルを務め、ファッションアイコンとしても人気の高いエヴァーがライムグリーンの華やかなドレスで登場し、会場に華を添えた。
エヴァーは自身の役との共通点について「私も、大人になるのが怖い女の子だったという意味では、とても似ています。私たちの共通点として、とてもクールだと思うのは、2人ともとてもアクティブだということです。テコンドーのトレーニングをウェンディのキャラクターに取り入れることができました」と振り返った。
ジュード・ロウ「ただの悪者を演じるよりも、俳優としてもっともっと多くのことを表現することができた」
そして、一際大きな注目が集まったのが、ピーター・パンの宿敵にして本作のヴィランであるフック船長役を演じたジュード・ロウ。艶のあるサーモンピンクのジャケットを取り入れたシックな装いで登場すると会場を大いに盛り上げた。自身が演じたフック船長に関して「この作品はフックとピーターがどのように出会ったのか、フックがどのようにネバーランドにたどり着いたのか、そしてなぜ2人の間に確執が生まれたのかが描かれていて、それはフックをどう面白く魅力的に演じられるかという部分で、とても大事な部分だったんだ。僕はただの悪者を演じるよりも、俳優としてもっともっと多くのことを表現することができたよ」と語っており、今作で明かされるピーター・パンとフック船長の間に起った過去のエピソードにより、今までとは違うフック船長の魅力を演じることができたと言う。
本イベントにて、そんな本作の仕掛け人である今世界中から注目を集める監督のデヴィッド・ロウリーについて聞かれると「あらゆるタイプのストーリーテリングに対応できる人物だったので、安心して任せられましたし、この本当に象徴的な物語を彼がどのように表現するか、わくわくしながら見ていました。彼は素晴らしい対応をしてくれて、とてもハッピーな撮影現場でした。みんな彼のためなら何でもすると思うよ。彼は子どもたちにとても温かく接してくれていたしね」と監督について大絶賛した。
STORY
幼いころから慣れ親しんだ家を離れることが不安な少女ウェンディが、大人になることを拒む永遠の少年ピーター・パンと出会い、弟たちや小さな妖精ティンカー・ベル、そしてピーターと一緒に夢の冒険の先ネバーランドへと旅立つ。そこで彼女は、邪悪な海賊の船長フックに出会い、彼女の人生を永遠に変えるスリリングで危険な冒険に乗り出していく。
『ピーター・パン&ウェンディ』
4月28日(金)よりディズニープラスにて独占配信
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