カバー画像:正義の異邦人:ミープとアンネの日記 © Disney
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正義の異邦人:ミープとアンネの日記
ベル・パウリー主演
アンネ・フランク家を支えた支援者ミープ・ヒースの実話ドラマ
第二次世界大戦中にユダヤ人をかくまったオーストリア系オランダ人女性、ミープ・ヒースの伝記ドラマが日本初放送。毎回2話連続放送。ミープ役は「ザ・モーニングショー」や『マイ・プレシャス・リスト』(2016)のベル・パウリー。
第二次世界大戦下のオランダ・アムステルダム。アンネ・フランク(「ミルドレッドの魔女学校」のビリー・ブーレ)の父親オットー(「レイ・ドノヴァン ザ・フィクサー」のリーヴ・シュレイバー)の秘書ミープは、ナチスから家族を隠すようにオットーから頼まれる。
ミープは自分自身や周囲の命を危険にさらすことになると知りながらも、躊躇することなく夫のヤン(「ハリー・パーマー 国際諜報局」のジョー・コール)や同僚たちと協力しながら、アンネや彼女の姉マルゴット(『トゥループ・ゼロ~夜空に恋したガールスカウト~』(2019)のアシュリー・ブルック)らユダヤ人家族たちの隠れ家生活を献身的に支え続けた。
ミープたちとフランク一家の交流を中心に、当時のミープが何を考え、どのようにして暗い時代に明かりを灯そうとしていたのか、その日々を追うミニシリーズ。製作総指揮は「フライト・アテンダント」のスザンナ・フォーゲルら。
見どころ1:原題「A Small Light」の由来とは?
本作の原題「A Small Light」は、ミープが晩年に語った言葉「私はヒーローと呼ばれるのが好きではありません。ほかの人を助けるために、あなたが特別でなければならないと誰も考えるべきではないからです。普通の秘書や主婦、10代の若者でも、暗い部屋で小さな明かりを点けることができます」に由来している。
見どころ2:二人の娘を亡くしたオットー
戦後、オットーはアウシュヴィッツから戻り、二人の娘が亡くなったことを知ったという。彼を演じたリーヴ・シュレイバーは本作について、「これは小学校で教えられたアンネ・フランクの物語ではありません。私にとっては、ユダヤ人であるとはどういうことかについて、より広い視野を与えてくれる作品です」と語っている。
注目キャラクター:ミープ・ヒース(ベル・パウリー)
「アンネの日記」を発見してナチスから守り、オットーに渡したことで知られる、献身的で勇気のある女性。2010年、100歳没。アンネは日記に彼女のことを「ミープ・ファン・サンテン」という偽名で書いていた。
正義の異邦人:ミープとアンネの日記
2023年5月3日(水・祝)〜 水曜22:00ほか ナショナル ジオグラフィックにて放送
ロスト・シンボル
ベストセラー作家ダン・ブラウンによる“ラングドン・シリーズ”の第3弾「ロスト・シンボル」をドラマ化。全10話が日本初一挙放送。行方不明になった恩師を捜すため、秘密結社“フリーメイソン”を巡る謎を追う若き日のラングドン(アシュリー・ズーカーマン)の活躍を描く。
ロスト・シンボル
2023年5月6日(土)、7日(日)15:00 WOWOWプライムにて放送
第1話無料放送
コロッセオ ~血塗られた闘技場
コロッセオで戦い死んでいった者たちの目を通して、ローマ帝国の盛衰を最先端のVFXを駆使した再現映像と共に描くドキュメンタリードラマが日本初放送。「ハウス・オブ・カード 野望の階段」のキャンベル・スコットがナレーターを務めている。
コロッセオ ~血塗られた闘技場
2023年4月29日(土・祝)〜 土・日曜17:30 ヒストリーチャンネルにて放送
ガマシュ警部 スリー・パインズ村の事件簿
「ザ・クラウン」の製作陣が贈る、ニューヨーク・タイムズ紙のベストセラー小説のドラマ化作品全8話が日本初一挙放送。カナダ・ケベック州捜査局のガマシュ警部(アルフレッド・モリーナ)が、平和の中に隠された悪を見抜き、名推理を繰り広げる。
ガマシュ警部 スリー・パインズ村の事件簿
2023年5月7日(日)16:00 AXNミステリーにて放送
I AM ルース
様々な苦境におかれた現代女性を描いたドミニク・サヴェージ監督によるアンソロジー・シリーズのシーズン3が日本初放送。ケイト・ウィンスレットと実娘であるミア・スレアプレトンが共演し、思春期の娘と母親の複雑な関係などを真正面から描く。
I AM ルース
2023年5月12日(金)21:00ほか スターチャンネル1にて放送