『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』の公開40周年を記念し、5月4日(木・祝)に特別イベントが開催され、「スター・ウォーズ」シリーズの日本語版声優を長らく務める金田明夫、森川智之が登壇した。

20年以上「スター・ウォーズ」に携わる2人が当時の思い出などを披露!

「スター・ウォーズ」シリーズの劇中の名台詞 “May the Force be with you.”(フォースと共にあらんことを。)にちなんで5月4日(May the 4th)に制定された世界中のファンがスター・ウォーズ文化を祝う「スター・ウォーズの日」に実施された本イベント。劇場には、公開当時を知るファンから若いファンまで老若男女の「スター・ウォーズ」ファンが集結。『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』初のデジタル上映前の熱気に包まれる中、MCの呼び込みで金田と森川が登場!

画像: 金田明夫

金田明夫

画像: 森川智之

森川智之

金田は「5月4日はいつも憧れの日だったので、このように皆さんの前で会えること、これが今本当に幸せな気持ちでいっぱいです」と感無量。2022年に続き「スター・ウォーズの日」イベントに登壇した森川。“私物”のライトセーバーを持参した森川は「またこの日がやってきたかと思うと感無量でございます」とイベントへの登壇に喜びを見せた。

長年にわたり「スター・ウォーズ」シリーズの日本版声優を担当してきた2人。MCから「スター・ウォーズとはどんな作品ですか?」と問われると、1999年公開の『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』以降、オビ=ワン・ケノービ役を務めてきた森川は「もうライフワークというか、ファンから始まって気付いたらオビ=ワンをやっているという。だから暗黒面に堕ちずに本当に頑張ってきた甲斐があります」と回顧。

『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』以来、ジャンゴ・フェットやクローン・トルーパーたちを演じてきた金田も「森川さんも仰っているように、本当にライフワークみたいなものです。20年もやっていますから。こんな映画に携わることができたら幸せだろうなと思っていたら、突然2002年くらいにお話をいただいて20年くらいずっとやらせていただいている感じです」と語った。

40年前の公開時、日本のサブタイトルは『ジェダイの復讐』だった『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』。MCから「当時のことを覚えてらっしゃいますか?」と尋ねられると、森川は「40年前は16歳の高校生で映画館に観に行きました。チラシもありましたよね。僕らの世代は映画のチラシは集めてましたね」と当時の思い出を披露。

金田は「(「スター・ウォーズ」は)リアルタイムで観ているんですが、本作だけは劇場で観たか定かではないです。ちょうど子どもが生まれた年だったんです」と当時を振り返りつつ、「サブタイトルは当時は全然意識はなかったですね。『スター・ウォーズ』がやる!っていう感じで。しかも(第1作は)1から6まである話の4からやるっていうのは『なんじゃこれ?途中から始まっている』っていう」とそれまでの映画にないことだらけだった「スター・ウォーズ」の思い出を語った。

今回会場となったTOHOシネマズ日比谷は、「スター・ウォーズ」の聖地と言われた日劇こと日本劇場(2018年2月閉館)の意思を継ぐ劇場として誕生した映画館。2人は日劇では「スター・ウォーズ」を鑑賞したことはなかったとのことだが、金田は「新宿プラザ劇場で観た覚えがあります」、森川は「地元の横浜の関内にある映画館で観ました」と明かした。

先日開催された「スター・ウォーズ セレブレーション」で大発表があった「スター・ウォーズ」。新たな映画3作品のどれが気になるか、金田と森川へMCが質問する一幕も。金田は「やっぱりデイヴ・フィローニの作品は、正史と言われるど真ん中を行くはずなんで、まずはこれを十分に味わってからサイドストーリーの方を楽しむっていう楽しみ方が多分あるんじゃないかなと思います」とフィローニ監督作への期待を見せた。一方森川は、「ジェダイをずっとやらせてもらっているので『エピソード1』の2万5000年前を描く作品っていうのは結構に気なります」とジェームズ・マンゴールド監督作への関心を明かした。

また、2025年には日本で開催されることも発表されている「スター・ウォーズ セレブレーション」。森川は「昨年『オビ=ワン・ケノービ』のときに、ユアン・マクレガーとリモートでお話しした際に『チャンスがあったら是非会おう』という話をして、ユアンからも『ディナーをしよう』と言ってもらったので実現させたいですね」とオビ=ワン演者同士の対面を熱望。金田は「僕はほぼクローンをやっていますから、『全クローンを集めようぜ!』とか『クローン・サミット』とか、ファンサイトであったりもしますが『ファンに一番人気があるクローンは誰なのか?』というのを投票でやってほしいです」とクローン関連での盛り上がりに期待を寄せた。

画像: 20年以上「スター・ウォーズ」に携わる2人が当時の思い出などを披露!

まだまだ盛り上がりを見せていく「スター・ウォーズ」。イベントの最後に森川が「皆さんとともに常に広がりを見せる『スター・ウォーズ』ワールドを皆さんと一緒に楽しんでいければ嬉しいなという風に思っております。来年もまた皆さんと再会するとして、今度は2025年の盛り上がりに向けて皆さんと一緒に楽しんでいければと思います!本日はありがとうございました」、金田が「この芸能の世界に入って一番言いたかったセリフの一つがハン・ソロの『I Know』で、いつか使おうと思っていても日常ではまだ使えていないんですが(笑)、『フォースと共にあらんことを』って言葉を言わしていただいていることは、今でも『スター・ウォーズ』に関わっている僕としては一番の誇りになっています。『May the Force be with You』、5月4日は自分にとって一番大切な日であることは間違いありません。今日皆さんと一緒にそんな時間を過ごせたことを大変幸せに思っています。25年にクローンがいたらば、その時はまたよろしくお願いいたします。本日はどうもありがとうございました」とそれぞれ挨拶。その後、ダース・ベイダーやストーム・トルーパーらを交えてのフォトセッションを経てイベントは終了した。

STAR WARS DAY 2023 『スター・ウォーズ/ジェダイの帰還』公開40周年記念 特別イベント
上映作品:『スター・ウォーズ /エピソード6/ジェダイの帰還』
ディズニープラスで配信中 ©2023 Lucasfilm Ltd

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