投げキッスと指ハートに超満員の会場のファンが歓喜!
イベントスタート前に予告編が流れると会場のボルテージが高まり、さらに立ち見が出るほどの超満員の会場が、マッツの登場と同時に大きな拍手と割れんばかりの歓声に包みこまれ、会場のボルテージは一気にMAXとなった。ステージ上のマッツの一挙手一投足に、会場は黄色い歓声が飛び交い、MCの「もう30分マッツさんが手を振るだけでもいいかも知れないですね」とのコメントに会場は爆笑に包まれた。
コミコン初の開催地となる大阪の地で一体何を語るのか期待が高まっている中、2017年の東京コミコンに続いて、今回の大阪コミコンでも来日してくれたことに、日本のファンのことを気に入っているのでは?とMCから聞かれると、通訳を待たずに「ハイ!」と日本語で即答。「世界でも日本のファンがベストです。日本のファンはとてもスイートで思いやりがあります。今日は時間が限られていますけれど、もっと時間がとれたらなと思っています」と日本のファンへの愛情を語り、会場のファンのハートを更に鷲掴みに。
さらに、「こんなにいい人なのにどうして悪役が似合うのでしょうか?」とのファンからの質問には「たぶん(発音の)アクセントが面白いからかな?」とユーモアを交えてコメント。「でも私自身は、悪役とはあまり思っていないんです。コインの裏表のようなダークサイドだと思っていて、それを出来るだけ表現するようにしています」と数々の印象的なキャラクターの演技ポイントを披露した。
そして、話題は遂に、まだまだ謎に包まれている最新作『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』について、オファーを受けた時の気持ちを尋ねられたマッツは「とてもハッピーでした。実は、このオファーをいただく1週間前に、友人と話をしていたんです。彼は私に、『君は色々なフランチャイズに出たよね。マーベルも出たしスター・ウォーズも出たよね』と出演した作品をリストアップして、『あと出てないのはインディ・ジョーンズかな』と言っていたのです。そんな会話をしてから1週間後にオファーの電話を受けたんです。すぐにその友人に喜びのメッセージを送りましたよ」とまさに“運命”的なエピソードを披露した。
まさに“生ける伝説”とも言えるハリソン・フォードとの出会いの様子を尋ねられたところ、「実は初めて彼に会った時には“ハリソン・フォード”に会ったというより、“インディ・ジョーンズ”に会ったのです。彼とは(撮影待機用の)トレーラーで会ったので、もうコスチュームも着ていて、ムチも持った状態だったんです。ですから、私が最初に会ったのは、“ハリソン・フォード”ではなく”インディ・ジョーンズ“だったんです」と、気が付けば伝説の作品世界に入り込んでいたかのような感慨を吐露した。
自身が演じた“フォラー”という悪役については、「すべて話をしたいけれど、それを聞いた皆さんを消してしまわないといけない」と茶目っ気をみせつつ、「今お話できるのは、このキャラクターは科学者で1930年から40年代にドイツにいた人ということだけです。でもそれでピンと来る方いらっしゃるんじゃないでしょうか」とヒントを出してくれた。
今作では、自身のどんなシーンを観てもらいたいかと問われると、「私が演じるフォラーが登場していないシーンを、自分自身見るのがとても楽しみなのです。クレイジーだし、美しいシーンがたくさんありますので、公開日の6月30日を私自身も楽しみにしてるんです。自分が出たシーンで言いますと、電車での結構長いシーンがあります。あまり詳しくは言えないですが、かなりドラマチックで綺麗なシーンになってますので、是非楽しみにしてください!」と最新作の魅力を語った。
最後に、マッツから日本のファンへのメッセージでは、「皆さんこのままでいてください。皆さんはとても素晴らしい。そのままで変わらずいてください。また来ます!」と熱いラブコール。退場時にもファンへ投げキッスと指ハートをプレゼントすると、会場に集まったファンは歓喜に満ち溢れた。
ハリウッドを代表する名優達と、製作総指揮を務めるスピルバーグから監督のバトンを受け取った、確かな実力を持つジェームズ・マンゴールド監督が贈るインディ・ジョーンズ最後の冒険。興奮とスリル満点のアドベンチャーが詰まった新たな『インディ・ジョーンズ』の公開に向けて日本で行われる大注目のイベントとなった。
『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』
6月30日(金) 全国劇場にて公開
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
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