アダム・ドライヴァーが〝恐竜の世界〞でサバイバル
“音を立てたら即死”という極限のシチュエーションを描いた大ヒット作『クワイエット・プレイス』(2018)の脚本・原案を手掛けたコンビ、スコット・ベック&ブライアン・ウッズが監督・脚本を務め、6500万年前の地球を舞台に描くSFサバイバル・スリラー。巨大隕石衝突が地球上の恐竜を絶滅させたという史実に基づき、宇宙船の墜落事故によって6500万年前の地球に不時着した男の冒険を描く。
主演は「スター・ウォーズ」シリーズをはじめ『マリッジ・ストーリー』(2019)『ハウス・オブ・グッチ』(2021)など話題作への出演が続く実力派俳優アダム・ドライヴァー。『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)で少女時代のガモーラを演じ注目されたアリアナ・グリーンブラット、『ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り』(2023)のクロエ・コールマンらが共演。
「スパイダーマン」シリーズや『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』(2022)などの監督サム・ライミが製作に名を連ねている。
【あらすじ】墜落事故で生き残った男と少女に“巨大隕石衝突”の瞬間が迫る
宇宙船パイロットのミルズ(アダム・ドライヴァー)は大勢の客を乗せて宇宙を探査する長いミッションに出ていた。しかし航行中、宇宙船は突如小惑星帯と衝突し、未知の惑星に墜落してしまう。船体はバラバラとなり航行不能の状態に。ミルズ以外の唯一の生存者は、少女・コア(アリアナ・グリーンブラット)だけだった。二人には言語の違いがあり、コミュニケーションがうまくいかない。
どこかに切り離されたであろう脱出船を探すため、二人は惑星を探索することに。そんな彼らの前に現れたのは見たことのない獰猛な巨大生物—恐竜だった。彼らが不時着したのは、6500万年前の地球だったのだ。
わずかな武器と限られた食料しか持たない二人に、危険な恐竜たちが容赦なく襲い掛かってくる。そして彼らはまだ知らなかった。恐竜を絶滅させることになる巨大隕石があとわずかで地球に衝突しようとしていることを—。
登場人物紹介
ミルズ (アダム・ドライヴァー)
宇宙探査船の操縦士。ある理由から妻子と離れ、長期間の宇宙探査を行うことに。
コア (アリアナ・グリーンブラット)
宇宙船墜落事故でミルズのほかに唯一生き残った乗船者。ミルズと絆を深めていく。
出演者よりコメント
アダム・ドライヴァー
映画作りのあらゆる面に私は興味がありますし、映画作りで経験することは毎回違います。本作は、特にユニークで他のものとはかなり違うものになると思ったんです。
恐竜ものですからスケールは大きい。それでいて思慮に富む登場人物たちや、作品全体に及ぶ大きなテーマもあります。しかもものすごく楽しい作品なんです。家族全員が映画館で一緒に観られる映画に参加できるのは格別です。
アリアナ・グリーンブラット
私が演じるコアはとてもかわいらしく、無邪気で勇敢で好奇心にあふれた少女です。この物語の中で彼女は大きく成長します。最初は怖がりの野良猫のようにちょっとしたことにもビクビクしているけれど、終盤になると勇気を出すようになるんです。
アダムとの共演には本当にナーバスになりました。彼はすごい人で、そんな人と二人きりなんですから。彼のことも彼の作品も心から尊敬しています。
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『65/シックスティ・ファイブ』
2023年5月26日(金)公開
アメリカ/2023/1時間33分/配給:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
監督:スコット・ベック、ブライアン・ウッズ
出演:アダム・ドライヴァー、アリアナ・グリーンブラット、クロエ・コールマン