いよいよ始まるサマーシーズン。今年も魅力的なスターたちが登場する、新作が続々と公開! この夏、ネクストブレイクが最も期待されている注目の若手スターたちを最新グラビアと共にご紹介します!(文・山崎ともみ/デジタル編集・スクリーン編集部)
カバー画像:© 2023 Charlie Gray. All Rights Reserved.

ジョナ・ハウアー=キング

既に英ドラマ界でひっぱりだこ! 甘い瞳と優しい声に胸キュン間違いなし

画像: ジョナ・ハウアー=キング © 2023 Charlie Gray. All Rights Reserved.

ジョナ・ハウアー=キング

© 2023 Charlie Gray. All Rights Reserved.

プロフィール

1995年5月30日ロンドン生まれ。イギリス人の父とアメリカ人の母を持ち、イギリスの名門ケンブリッジ大学を首席で卒業する程の秀才系次世代スター。

大学在学中から演技の道へ入り、2017年頃から英BBCのTVシリーズ「若草物語」や「ハワーズ・エンド」で認知度を着実に上げていく。2019年の映画『ベラのワンダフル・ホーム』でわんこと戯れる姿にハートを奪われる方が続出。

そして同じ愛犬家といえば、本年の大注目作『リトル・マーメイド』のエリック王子!高貴な面立ちに甘い目元、優しい声...これはハマり役間違いなし!

─エリック王子とアリエルの関係をどのように表現しますか?

エリックは優しくて思いやりがあり、冒険好きで元気なのですが、初めて会ったとき、実はかなり迷っているんです。自分が何者なのかがわからず、混沌とした落ち着きのない精神のようなものが彼の中にあります。

アリエルとの出会いによって、彼は自分自身について学び、より完全な自分になることができたのです。彼は初めて自分のことのように感じ、地に足がついた落ち着きを感じ、互いに多くのものを提供し合うことで彼女を理解する。

2人とも好奇心が旺盛で、互いに学び合いたいと考えているため、この関係は実に美しい。アリエルは、エリックが世界中を旅して見つけた奇妙なものについての話を聞いたり、彼の地図を見たりすることを望んでいます。2人の相性は、冒険がきっかけになっているようですが、お互いに笑い合い、とても居心地がいいんです。

─映画の中の音楽について、どのような準備が必要だったのか教えてください。

私は演劇をやって育ったので、リハーサルには慣れていますが、3ヶ月のリハーサルは初めてで、それは素晴らしかったです。というのも、撮影現場に足を踏み入れると、いろいろなことが起こっている。しかし、ロブ・マーシャルは、私たちが自分のキャラクターを見つけ、演技を理解する機会を与えてくれました。それは素晴らしいことでした。

画像: ジョナ・ハウアー=キング

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『リトル・マーメイド』
2023年6月9日(金)全国劇場にて公開
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン

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ポール・メスカル

次々と出演作が決定! 注目せざるを得ない若手実力派スター

画像: ポール・メスカル Photo by Araya Doheny/Getty Images

ポール・メスカル

Photo by Araya Doheny/Getty Images

プロフィール

1996年2月2日アイルランド生まれ。16歳の頃ミュージカル「オペラ座の怪人」で舞台デビュー、その後ダブリンのトリニティ・カレッジで演技を学ぶ。卒業後は舞台でキャリアを積んだのち、「ノーマル・ピープル」(2020)でTVドラマ初主演。その年のエミー賞にも主演男優賞でノミネートされ、一躍有名に。

本年は『アフターサン』でアカデミー賞主演男優賞に初ノミネート。英国演劇界で最も権威のあるローレンス・オリヴィエ賞では、主演男優賞を受賞! 今後は『グラディエーター』の続編への出演も決まっており、今を輝く若手実力派スターのひとり!

─ご自身のキャラクターを説明してください。

カラムはシングルファーザーでパートナーとは別居(離婚)してる。すばらしい父親だと思うけど、プライベートで明らかに不安の種を抱えてる。大きな志を持っていながら、それを実現させるための手段を持ってないんだ。簡単に言うと、彼は心から娘を愛してるけど、それと同じくらい自分を愛することができないでいる。

─観客はカラムの背景を知りません。あなたは彼について詳しく教えられましたか? それとも自分なりに考えたのですか?

もし僕がどうしても分からないって質問すれば答えてくれたと思うけど、この映画はほぼ全編を通してソフィの視点で描かれるので、肝心なのは彼女が父親のことを完全に理解してないということだ。この映画の視点の整合性を取るために、あえて明らかにしてない部分もある。ソフィの父親に関する記憶の結晶みたいだなと僕は思ってるよ。

─観客には、この映画からどんなことを感じてほしいですか?

この映画のメッセージは愛する人との大切な思い出を忘れずに大事にすることかな? 見る人それぞれが決めることだし、いい映画とはそういうものだと思う。何を感じ取るべきかなんて示してない。僕は見てると笑顔になれるし、同時に心を揺さぶられる。いろいろなものが詰まった作品だ。観客が気に入ってくれて、反応を示してくれるとうれしいよ。

画像: ポール・メスカル

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『aftersun/アフターサン』
2023年5月26日(金)ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿ピカデリーほか全国公開

© Turkish Riviera Run Club Limited, British Broadcasting Corporation, The British Film Institute & Tango 2022

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