30度の猛暑の中、変わらぬ神対応にローマが熱狂!
ワールドプレミアの会場となったローマは、本作の重要シーンであるカーチェイスアクションなどが撮影された地。ローマ中を見渡せる、世界的にも人気の由緒ある名所・スペイン広場を完全封鎖し、大階段に大きく敷かれたレッドカーペット会場には、アメリカ、カナダ、ブラジル、メキシコ、イタリア、ドイツ、フランス、ノルウェーなど世界中から60以上のマスコミが集結した。
広場の上も下も目視しきれないほどの数千人のファンが詰めかける中、最初に会場にトム・クルーズが現れると一気にボルテージMAXとなり、マーチングバンドが本作のテーマソングを奏でる中、、監督やキャストたちが順に登場。30度を超える厳しい暑さをものともせず、一つ一つの取材に丁寧に答え、集まったファンと気さくにセルフィーを撮影するなど交流を楽しんだ。予定時間を1時間半オーバーするほどの「M:I」チームの神対応に会場は大熱狂。
これを持っていよいよ本作のワールドプロモーションツアーの幕開けとなり、トム・クルーズは「ローマのこの街に感謝したい。世界、そしてこの国にとっても(コロナ禍で)非常に大変な時期に、ヴェネツィアでも撮影することができたのは、特別なことでとても光栄だった。ここで撮影したカーアクションは片手で運転しているが、これは監督であるマッカリーのアイディアで、僕も『嘘だろ!?』と思いながら(笑)、片手に手錠をかけられて様々な通りでドリフトをした。楽しかったよ。ローマの街中を走り回ったから、撮影中みなさんには我慢していただき、ありがとうございました。」と大胆なカーチェイス撮影なども敢行した街を見渡しながら挨拶。
続けて「とにかく、すべては映画のためであり、ストーリーが大事。ただ、こういうことを思いついてやるんじゃなく、何年も何年もトレーニングしていれば、やることを楽しめるようになる。小さい頃からバイクや車を運転したり、スカイダイビング、ジェット機、飛行機、ウォーバード、ヘリコプター、パラシュート、スピードウィングなどなど、全部トレーニングしてきた。歌ったり踊ったりも。これらすべてを映画に採り入れたいと思っている」と語ると、司会者から「それをPART TWOで?」と聞かれ「ミュージカルになるね!(笑)」と答えて会場を沸かせる一幕も。
「ストーリーテラーとしての能力を高め、観客を楽しませるためにどのようなスキルを向上させることができるかを常に考えているんだ。観客をどのように惹きつけるかが重要で、キャラクターの根底にあるのはストーリーなんだ」と映画作りへのあくなき向上心をのぞかせた。
先日、25回目の来日が発表されたクルーズ。待ちわびている日本のファンに向けても「元気かい?日本に行くのが待ちきれないんだ。皆さんに会えるのをとても楽しみにしているよ。みなさん、本当にどうもありがとう!」とのコメントも寄せた。
イーサンの相棒としてもお馴染みとなったベンジーを演じるサイモン・ペッグは「最高の気分だ。ホッとしているし、喜びでもある。この町にいられて光栄だ。あの階段が劇中であんなことが起こっても大丈夫そうなのでホッとしているんだ(笑)。トムと共演するときは毎回、冒険となることは分かっているわけだが、今回はその中でもこれまでで最大級だ。彼に会うたびに興奮せざるを得ない。何かが起きるのは確かだからね。それは保証されているというわけさ」と喜びを隠さずにコメント、また日本でも人気の高いキャラクターである女スパイのイルサを演じるレベッカ・ファーガソンも「ロケ地や、新たなアクションシーン、そして男性も女性も素晴らしい俳優陣が加わった。観て、愛して!そしてまた観て。見続けて欲しい!」と力を込めて語った。
『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』から3作連続でシリーズの監督を務めたクリストファー・マッカリーからは「ハロー、日本の皆さん!皆さんに会いに、日本に行きますので、準備を整えてくださいね。ぜひなるべく大きなスクリーンで、大勢の観客と一緒にご覧ください。きっと楽しい時を過ごせるはずです!」と、監督がトムと共に7月に来日することがサプライズ発表された。
本プレミアでついに世界初上映された本作。いち早く作品を観賞した観客からは「トム・クルーズがまたやってくれた!驚愕のアクション、一か八かの賭け、ハラハラドキドキの終盤。過去最高のトムだ」「何度でも観たくなる2時間43分」「トム・クルーズは常に超トップクラスで、レベッカ・ファーガソンは今回も人気になること間違いなし、さらにシリーズ初登場のヘイリー・アトウェルが非常に良い!アクション、コメディ、彼女はすべてをやり切れるヒーローだね!」と興奮の声が続出している。
『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』
2023年7月21日(金)公開
配給:東和ピクチャーズ
公式サイト:missionimpossible.jp
©2023 PARAMOUNT PICTURES.