カバー画像:続・囚われの愛~Love in chains~ ©WTW Films Ltd. 2021
今月のオススメ
続・囚われの愛~Love in chains~
過酷な運命に翻弄されたヒロインが自由と愛を求めて困難に立ち向かう
“ウクライナ発”の愛憎劇
東欧諸国で大ヒットし、日本でも2021年にチャンネル銀河にて放送され話題を呼んだ、ウクライナ発の愛憎劇の続編が日本初放送。クリミア戦争終結後のロシアを舞台に、厳しい農奴制の中で、数々の試練を乗り越えていく主人公の自由への道のり、そして鎖のごとく束縛された愛をドラマティックに描く。
アンドレイ(マクシム・ラドゥーギン)との結婚式で愛される喜びに浸るカテリーナ(ソーニャ・プリス)だったが、いきなり式場へ黒マントの男が乱入し、アンドレイを襲う。病院へ急送されたものの、アンドレイの容態は深刻で、生存は絶望視されてしまう。自分に関わる者が次々と不幸になるため、自責の念にかられたカテリーナは自殺を図るが……。
一方、ピョートル(スタニスラフ・ボクラン)は長いパリ滞在を終え、故郷で待つ妊娠中の妻ラリーサ(ナタルカ・デヌィセンコ)の元へと急ぐが、農奴を含む領地の所有権を息子の不始末で失ったことをまだ知らなかった。
日本では、本国のシーズン1と2を「囚われの愛~Love in chains~」として、シーズン3と4を「続・囚われの愛~」として放送。今回の続編ではアンドレイを襲った犯人の正体と犯行の動機、アンドレイの過去が明かされていく。
見どころ1:スタッフとキャストの強い意志と執念で作品を完結させた
「囚われの愛〜」ではカテリーナ・コヴァルチュクがカテリーナを演じていたが、続編では新たに『シルバー・スケート』(2020)のソーニャ・プリスを主演に迎えて制作された。シーズン4の制作中に、ロシアによるウクライナ侵攻が勃発したが、制作続行を諦めなかったスタッフとキャストの強い意志と執念で作品を完結させた。
見どころ2:ウクライナの製作陣からのメッセージ
本作の制作陣は「ロシアからの本格的な侵攻が始まったのは2022年2月24日だが、我が国の戦争はクリミア併合に始まり8年以上続いている。私たちの人生に影響を与えたこの戦争が本作の脚本に影響を与えないはずはなく、自由や幸せを求める気持ちを表すストーリーを作りたかった」とウクライナからメッセージを寄せている。
注目キャラクター:アンドレイ (マクシム・ラドゥーギン)
主人公カテリーナの最愛の男性。農奴の身から自由を求め、莫大な財を成した伝説のヒーローで、キーウ上流社会も一目置く存在だが、前歴は謎に包まれている。かつての恋愛に起因する事件から命を狙われた模様。
続・囚われの愛~Love in chains~
6月28日(水)〜 月〜金曜 24:00 チャンネル銀河にて放送
刑事サニー サイコキラーを追う女
ドイツ発の大ヒットクライム・アクション全6話が日本初一挙放送。刑事のサニー(フリーデリーケ・ベヒト)は医療刑務所から脱走した連続殺人犯の追跡捜査を担当するが、捜査の指揮は同僚のマークス(クリストフ・レトコフスキ)が任される。
刑事サニー サイコキラーを追う女
2023年7月15日(土) 19:00 AXN 海外ドラマにて放送
ジュリアとノヴァク 幼馴染みの捜査ファイル
幼馴染みのジュリア(クレール・ケーム)とノヴァク(ラニック・ゴートリー)が激しい恋に落ち、別れてから20年後に刑事と刑事弁護士として再会。そんな二人がタッグを組み事件を解決する、フランス発のラブ・ミステリー全6話が日本初一挙放送。
ジュリアとノヴァク 幼馴染みの捜査ファイル
2023年7月9日(日) 16:00 AXNミステリーにて放送
アーベル&ベルゲン 法律事務所2
北欧の配信サービスViaplayで好評を博したノルウェー産リーガルドラマのシーズン2全10話が日本初一挙放送。離婚後も法律事務所を共同経営する元夫婦。だが、事務所が経営の危機を迎え、倒産を避けようとある会社と大型契約を進めるが……。
アーベル&ベルゲン 法律事務所2
2023年7月15日(土)・16日(日) 0:00 WOWOWプライムにて放送
※第1話無料放送
ダイナスティ シーズン4
1980年代に米国で大ヒットした大富豪一家の愛憎劇のリブート版のシーズン4がオンエア。毎回2話ずつ放送。リアム(アダム・フーバー)との結婚式の計画に忙しいファロン(エリザベス・ギリーズ)は、招かれざる客のせいでさらに心労がかさむ。
ダイナスティ シーズン4
2023年7月6日(木)〜 木曜7:00 ムービープラスにて放送