『ミッション:インポッシブル』の第7弾となる最新作『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』(2023年7月21日日本公開)。誰も見たことのない前人未到のアクションに挑み続けるトム・クルーズのすさまじい撮影現場の舞台裏が明らかに!

気を失いそうになったヘイリーは、トムからの贈り物で復活!!

「昔から憧れているし、何よりも観客をよろこばせたい」という一心でトム・クルーズが、“俳優人生で最も危険なスタント“と自身で語る撮影に挑んだ『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』。予告編で明かされたイーサン・ハント(トム・クルーズ)が崖に向かってバイクもろとも大ジャンプするスタントは『ミッション:インポッシブル』シリーズで魅せてきた数々の危険度MAXなアクションをさらに超えてくる難易度で、映画史に残る名シーンとして公開前から盛り上がりをみせている。この度、超人的アクションを繰り出すトムについて、『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』(15)以来、『ミッション』シリーズのメガホンを執っているクリストファー・マッカリー監督、そして長年にわたって本シリーズでトムの雄姿を見続けてきているサイモン・ペッグ、今回初参戦となるヘイリー・アトウェルが驚きのエピソードを明かすコメントが到着した。

画像1: 気を失いそうになったヘイリーは、トムからの贈り物で復活!!

「トムが実際に落下してしまった!と思い茫然…」

バイクでのスタントについて、トレーニングではスカイダイブを500回、モトクロスジャンプを1万3,000回行うという入念なトレーニングの上で挑んだというトム。緻密に準備と計算されたアクションを完成させたマッカリー監督は「未知の部分が多すぎた」と語る。
「バイクに関しては、まさしく崖っぷちでした。未知の部分が多すぎてトムが斜面から飛び降りて何が起こるか予想がつかなかった。」と不安があったことを明かす。その決死のスタントについて「うまくいった!と感じるのは、映画を作っている人たちが「これは本物だ」と思える時」だという。その例として『フォールアウト』の現場でのエピソードをあげ、「サイモンが話していたと思うけど、ヘリコプターの下の貨物に落ちるトムをレベッカ(・ファーガーソン)と一緒に見ていたとき、2人はまだスタントが何なのかということを理解していなかったんだ。だから、ニュージーランドに来たばかりのレベッカはトムのスタントを見て、トムが実際に落下してしまった!と思って茫然としてしまったんだよ。」と、当時を振り返り、現場をもハラハラさせるほどのリアリティを得てはじめて「スタントがうまくいっている」ということを感じられるということを説明した。
最後に監督は、「本編を見ればわかりますが、その後、トムとはもっと恐ろしい体験をしましたよ。」と、バイクジャンプを上回るアクションが準備されているということを、こっそり付け加えることも忘れない。

「トムは僕たち全員にとても母性的」(サイモン・ペッグ)

イーサン・ハントの側近であり友人として、公私共に親密な関係を構築しているベンジーを演じるサイモン・ペッグ。
トムが行うスタントについて反対をしたことがあるかどうかを聞かれると「彼は映画のことを第一に考えているから、それは言ってはいけないんです。彼は聞く耳をもたないし、突然「ああ、わかった、それはやらないよ」とはならないですから。」
と長年の信頼関係をうかがわせる発言。前述のマッカリー監督と同じシーンを挙げ、
「僕とレベッカが『フォールアウト』の撮影でニュージーランドにいたとき、彼がヘリコプターのシーンの撮影に出かけたので、彼にバイバイしたのを覚えています。ちょっとだけ、『もしかしたら・・・』みたいな感じで別れを惜しんだような気がする(笑)」
と冗談を交えながらも、常に危険と隣り合わせのスタントについて共演者としてだけではなく友人としての想いがあることを明かしたが、逆にトムは、共演者がスタントをすることに対して信じられないほど「ぎこちない」ようで「『ローグ・ネイション』の撮影の時、ロバートというスタントマンから、壁に投げつけられるという僕の戦闘シーンがありました。その最中、トムはモニターの周りで『ちょっとやりすぎだよ』って言いながら、カリカリしていましたね(笑)。」と、トムが「僕たち全員にとても母性的」だということを笑いながら説明した。

画像2: 気を失いそうになったヘイリーは、トムからの贈り物で復活!!

「彼といると、安心できるんです。大きなリスクを背負っても大丈夫だと思える」(ヘイリー・アトウェル)

「彼はリングの隅にいるボクシングのコーチのようなもの」と語るのは、グレース役で『ミッション:インポッシブル』シリーズに初登場したヘイリー・アトウェルだ。
本作では列車での戦闘シーン、ローマ市街地での20分にも渡るカーチェイスなどトムと共に激しいスタントに挑む。
「私たちが何かをする前に、スタント部門が私たちの行うことを分析し、トムがハーネスをチェックしてくれるんです。彼はとんでもないことをやり抜くけれど、その準備の細かさは徹底している。」とヘイリーからも、共演者にも気配りを忘れないトムらしいエピソードが飛び出したが、「撮影するのが本当に大変だった」という列車のシーンについて
「ケーブルに吊された状態で待機していた時、トムから「大丈夫かい」と声をかけられたんです。私は気を失いそうになりながら「分からない」と答えたんですが、彼は誰かを呼んで、30秒後には美しい小さな箱に入ったチョコレートが届きました。」
その心使いとチョコレートのおかげで、撮影を乗り切ることが出来たと明かすヘイリーは
「神経質だったり、無鉄砲だったりしたら、私の中に恐怖心が生まれてしまうかもしれない。でも、彼といると、安心できるんです。大きなリスクを背負っても大丈夫だと思えるんです。」と、本作を牽引してきたトムへ、全幅の信頼を寄せた。

イーサン・ハントの過去が繋がっていき、彼が愛するすべての人々が危険にさらされる中、アブダビ、ローマ、ヴェネツィア、ノルウェーと世界中を駆け巡る冒険が描かれた『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』。
トム・クルーズ史上最も危険なスタントに挑み、シリーズ随所に張り巡らされた伏線が交差する、粉うことなき“集大成”となった本作を是非スクリーンで目撃したい。

©2023 PARAMOUNT PICTURES.

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