日本公開のインド映画の興収記録を更新した『RRR』(2022)。本作だけなく、世界中でインド映画への注目は高まるばかり!今観たい話題作の紹介に合わせて、その面白さに迫ります。(文・高倉嘉男/デジタル編集・スクリーン編集部)

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すぐに観られる! おすすめ作品3選

まずは観て! 徹底的な伏線回収
『きっと、うまくいく』(2009)/【ヒンディー語作品】

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インドで記録的ヒット、日本でもインド映画ブームを再燃させた傑作。ラージクマール・ヒラニ監督、アーミル・カーン主演。名門工科大学での熾烈な競争主義的教育が批判的かつ軽妙に取り上げられ、「成功」の意味が問われる。社会派映画と娯楽映画の融合を完成させた。徹底的な伏線回収が大きな話題に。まず観るべきインド映画。

画像1: 怒涛のエンタメ力で世界を席巻! インド映画を観よう!

『きっと、うまくいく』

Blu-ray 発売中
発売元:ハピネットファントム・スタジオ
販売元:ハピネット・メディアマーケティング
価格:5720円(税込)

©Vidhu Vinod Chopra Production 2009.All rights reserved

これだ! 娯楽至上主義の最高到達点
『バーフバリ 伝説誕生&王の凱旋』(2015、2017)/【テルグ語作品】

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全2部構成、古代インドの架空の王国で繰り広げられる王位継承争いを、壮大なスケールと常軌を逸した想像力で描き出した叙事詩的映画。S・S・ラージャマウリ監督、プラバース主演。インド映画が磨き上げてきた娯楽至上主義の最高到達点。インド全土を熱狂させ、世界中を震撼させた。日本での現在のインド映画ブームの直接の立役者。

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『バーフバリ 伝説誕生〈完全版〉』

Blu-ray 発売中
発売・販売元:ツイン
価格:5170円(税込)

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インド映画、多様すぎる! 水牛大暴れ映画
『ジャッリカットゥ 牛の怒り』(2019)【マラヤーラム語作品】

リジョー・ジョーズ・ペッリシェーリ監督。インド南部ケーララ州のとある村で、屠殺場から水牛が逃げ出し村中を暴走する。パニック映画ではあるが、暴走牛が逆に人間の野獣性を浮き彫りにするという哲学性も持ち合わせる。リズム感ある斬新な映像にも注目。アカデミー賞公式出品作品。インド映画の多様性を象徴する映画。

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『ジャッリカットゥ 牛の怒り』

Blu-ray 発売中
発売・販売元:マクザム
価格:5280円(税込)

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