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ステイサムと言えばコレ!
ベストバウト&ハードボイルドステイサム映画12選
ジェイソン・ステイサムと言えば、様々な事情でFBIやマフィアに追われることになる主演作が多く、様々な敵と戦い続けている。
今回は、そんな多彩な作品群の中から、ステイサムのベストバウト&ハードボイルドなステイサム映画12作をリコメンド。それぞれのステイサムの魅力と共にご紹介します!
ベストバウト1:『MEG ザ・モンスター』(2018)
ステイサム史上最大の敵! 決死の覚悟で巨大ザメと激闘
マリアナ海溝の未知の海域から、現代に甦った太古の生物メガロドン。この巨大ザメの出現により、海洋研究施設が危険にさらされ、さらに海水浴場も危険に直面する。レスキューダイバー、テイラーはこの敵に、どう立ち向かうのか!?
体長22メートルというサイズは、ステイサムが映画の中で戦った敵としては最大だろう。当然、格闘で立ち向かうわけにはいかず、潜水艇を駆って爆弾や魚雷、毒を塗った銛などで立ち向かうことになる。
とはいえ、そこはステイサム、潜水艇から海中に出て対峙する見せ場もアリ。ウォータークラフトを駆る続編も楽しみ!
ベストバウト2:『ワイルド・スピード SKY MISSION』(2015)
ヴィランとして“ワイスピ”に初登場! ヴィン&ロック様との重厚感ある肉弾戦に注目
「ワイルド・スピード」シリーズ7作目にして悪役として参戦。ステイサムが演じたデッカード・ショウは、前作で主人公ドミニクとファミリーに打倒された弟の復讐を誓う元英国特殊部隊員。仲間はおらず、単身ゲリラ的に襲撃する神出鬼没の男だ。
ステイサムはvsヴィン・ディーゼル、vsドウェイン・ジョンソンといったタフガイと重量感のある肉弾戦を演じており、善玉たち以上に強烈な個性を発揮。ショウのキャラがあまりに鮮烈だったので、後のシリーズでも再登場する。
ジョンソンふんするホブスとタッグを組んだスピンオフ『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』(2019)も作られた。
ベストバウト3:『デス・レース』(2008)
妻殺しの冤罪で投獄! “死のレース”に参加を強要されるも無双しまくり
『デス・レース2000年』(1975)のリメイクだがオリジナルとは趣向を変え、レースというよりは車同士の殺し合いに。ステイサムふんする元レーサーの主人公ジェンセンは無実の罪で投獄され、オンライン中継で人気の“死のレース”に参加を強要される。
銃火器が備え付けられた車で撃ち合いながらゴールを目指す激烈バトル。ジェンセンは巧みなドライビングテクはで敵の砲撃をかわす。もちろん、刑務所内のケンカでもステイサムらしく無双っぷりを発揮。
ライバルのレーサーを演じたタイリース・ギブソンとは、この後“ワイスピ”シリーズでも一度バトる。
ベストバウト4:『トランスポーター』(2002)
廃油まみれで敵と格闘! ステイサムに酔いしれる大人気シリーズ
ステイサムのアクションヒーローのイメージは、ここから始まったと言っても過言ではない。
主人公フランク・マーティンは元軍人で、プロフェッショナルに徹してどんな荷物も届ける運び屋。ある中国系の女性と出会ったことから、彼は人身売買組織が絡んだ陰謀に巻き込まれていく。
カーアクションはもちろん凄いが、目を引くのはむしろ格闘で、複数の敵を早業で難なく倒してしまう頼もしさ。上半身裸で廃油まみれになり、敵につかまれてもスルリとすり抜け、自転車のペダルをスパイク代わりにして滑りを止め、敵を次々となぎ倒す場面は本作のベストバウト!
ベストバウト5:『アドレナリン』(2006)
公衆の面前で恋人と〇〇〇!? 色々キメ過ぎて無駄に全力疾走するステイサム
アドナリンを出し続けなければ死んでしまう、そんな毒薬を打たれた殺し屋。これはステイサム映画史上、もっとも難儀な役と呼んでエナジードリンクを一気飲みしたり、病院でエピネフリンを強奪したり、ドラッグをキメたり。
キメ過ぎて無駄に全力疾走する姿は緊張を超えて笑ってしまう。興奮を得るために、公衆の面前で恋人と〇〇〇することも!?
とにかく、バカバカしくも涙ぐましいサバイバルが展開。好評を受け、悪ノリ加速の続編『アドレナリン2 ハイ・ボルテージ』(2009)が作られた。
ベストバウト6:『ローグアサシン』(2007)
ジェット・リーとステイサムの見事なコラボバトル!
ステイサムがバトるのは武術の達人ジェット・リー! 『ザ・ワン』(2001)に続いての共演だが、前回はなかったガチ対決が、ここで実現。
リーふんする伝説の殺し屋ローグと、ステイサム演じるFBI捜査官ジョンの攻防が物語の軸となる。相棒を殺されたジョンはローグへの復讐を誓うが、やがて驚くべき秘密が明かされる。
クライマックスのバトルは圧巻で、倉庫内でシャベルやハンマーなど、その場にある物を手に取っての対決は凄まじい。リーの動きは早すぎてハリウッドでは共演者に“ゆっくりやって”と頼まれるほどだが、ステイサムはこれにしっかりついていく。さすが!