【インタビュー】ロザリオ・ドーソン&ラキース・スタンフィールド
“ホーンテッドマンション”のアトラクションに乗ったときと同じ感覚になれます
─本作でどのような役を演じているのか教えていただけますか?
ロザリオ
私はシングルマザーの母親役。彼女は医者で、母方の出身地であるニューオーリンズに引っ越してくる。そこでお屋敷を購入するのですが、それは呪われていたんです。
そして彼女は、自分と息子が生き残るのを助けてくれる、素晴らしいラキースのキャラクターのような4人の心霊エキスパートたちに集結してもらうんです。
僕が演じるベンは心霊写真家で、妻を亡くした悲しみから立ち直ろうとしている。そして(ロザリオを見ながら)奇妙で、風変わりで、魅力的な女性に出くわす。
ラキース
彼女は彼を、呪われている館に招き入れる。彼は最初それを信じなかったけれど、帰宅したら幽霊が家までついてきたことに気づくんです。
そして僕たちは一緒に、この呪いから解放されようとする旅に、他の人々の協力を得て乗り出す。ベンのキャラクターには、その旅の過程で、個人的に解き明かされることもあるんです。
─映画のために実際のアトラクションに乗ったりしましたか?
ロザリオ
私たちはつい最近アトラクションに乗って、ホーンテッドマンションのさまざまな仕掛けのことを見たり聞いたりできました。あのアトラクションがどれだけ多くの人を楽しませているか、人々にとっていかに意味があるものかを、改めて体験できたんです。
監督はアトラクションに乗ったときの感覚をこの映画の観客にも味わってもらおうとしていました。監督のアトラクションに対する情熱やビジョンはとても明確でした。
─本作の見どころを教えていただけますか?
ラキース
超おかしい場面があったかと思うと、とにかく気味の悪い場面があったり、また内省的な場面もあってキャラクターの人間性を覗き見ることができます。その三つが揃った映画はなかなか珍しいけれど、この映画はそれをやっている。そこが特別なところです。
ロザリオ
個性的なキャラクターたちが勢ぞろいして、お互いの中に心の繋がりや家族を見出す姿は見ていて素晴らしい。そしてとても心がかき乱されるエモーショナルな場面があったかと思うと、ユーモラスで抱腹絶倒な場面に変わったり、今度は飛び上がるほど驚かされたりもします。
それはまさに“ホーンテッドマンション”のアトラクションに乗ったときと同じ感覚ではないかと思うんです。アトラクションもおかしい場面から不気味な場面に、そして目もくらむようなマジカルな場面になったりしますよね。まさしくローラーコースター体験です。
Photo by Rachel Murray/Getty Images for FLAUNT Magazine
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『ホーンテッドマンション』
2023年9月1日(金)公開
アメリカ/2023/2時間2分/配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
監督:ジャスティン・シミエン
出演:ロザリオ・ドーソン、オーウェン・ウィルソン、ティファニー・ハディッシュ、ラキース・スタンフィールド、ダニー・デヴィート、ジェイミー・リー・カーティス、ジャレッド・レト
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