『オリエント急行殺人事件』(1974・2017)
列車のコンパートメント内で起きた密室殺人の驚くべき真相
トルコのイスタンブールからフランスのカレーへ、ヨーロッパを横断する豪華寝台列車の中で奇妙な密室殺人事件が発生する。ある一等室の乗客が深夜の客室内で12か所も刺され、絶命していたのだ。
列車は大雪で立ち往生し、運行再開までの間、偶然そこに乗り合わせていた名探偵ポアロに調査依頼が舞い込む。国籍も職業もばらばらの乗客たちには、その全員に被害者の富豪に対する強い恨みなど隠された因縁があった。
しかし全員にアリバイがあり、捜査は難航する。その状況でポアロが導き出した意外過ぎる真相とは?
ミステリーの女王、アガサ・クリスティーが生み出した傑作小説は、シドニー・ルメット監督による1974年版と、ケネス・ブラナーが監督・主演した2017年版と2回映画化されているが、どちらも多くの興味深いキャラクターが登場するため、錚々たるオールスター・キャスト映画になった。
クライマックスは忘れられないほど衝撃的な結末が待っている。
『オリエント急行殺人事件』(2017)ディズニープラスのスターで配信中
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『ナイル殺人事件』(1978・2022)
殺された大富豪の娘の周囲には多くの恨みを持つ者たちがいた
莫大な遺産を相続した大富豪の娘リネットがエジプトのナイル川を下るクルーズ船の中で何者かに殺害された。
この船には彼女と新婚旅行中の夫サイモンの他に、リネットのかつての親友で元婚約者だったサイモンを彼女に奪われたジャクリーンも乗っていたが、彼女には周囲の人々が目撃しているアリバイがあった。
休暇旅行中で船に同乗していた世界的な名探偵ポアロはこの事件に巻き込まれ、謎に包まれた殺人の真相に迫るが、他の乗客も皆、リネットに対する恨みがあったことが判明。そして事件の裏には驚くべきトリックが隠されていた……。
これもアガサ・クリスティー原作のポアロもので、1978年のジョン・ギラーミン監督版、2022年のケネス・ブラナー版と2回映画化されている人気作。
ポアロの並外れた推理力で暴かれる難事件の真実を知ると、最初からもう一度見直したくなるはず。
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『ナイル殺人事件』(2022)ディズニープラスのスターで配信中
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