1950年
『シンデレラ』が記録的ヒット
第二次世界大戦を経て、ディズニーは長年構想していた『シンデレラ』に着手。プリンセス・ストーリーの名作は記録的ヒットとなり、ディズニー黄金期の幕開けを告げることに。生前のウォルトは「お気に入りの作品」として本作を挙げていたという。
1953年
“ナイン・オールドメン”がアニメーション監督として全員関わった
最後の作品『ピーター・パン』公開
創立30周年記念『ピーター・パン』が公開。これがディズニーを支えた9名の伝説的なアニメーター「ナイン・オールドメン」が全員アニメーション監督として参加した最後の作品になった。今年新しいストーリーで実写映画化した『ピーター・パン&ウェンディ』がディズニープラスで独占配信。
1955年
ディズニーランドがグランドオープン
7月17日、カリフォルニア州アナハイムにディズニーランドがグランドオープン。二人の娘を持つウォルトは“親と子供が一緒に楽しめる場所を”という考えからディズニーランドを構想。その計画と開発に15年の歳月をかけた夢の実現の瞬間だった。
1967年
ウォルトが直接手掛けた最後の長編アニメーション
『ジャングル・ブック』公開
生前のウォルトが直接手掛けた最後の長編アニメーション『ジャングル・ブック』がこの年公開。悪役シア・カーンの声優ジョージ・サンダースはウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ作品で声優を務めた初のアカデミー賞受賞俳優。ウォルトは本作の公開前、1966年12月15日に65歳で永眠。
1977年
「プーさん」初の長編アニメーション映画『くまのプーさん/完全保存版』公開
1966年にはA・A・ミルンの児童小説「くまのプーさん」を短編映画化した『プーさんとはちみつ』が公開。そしてこの年、短編をまとめたプーさん初の長編映画『くまのプーさん/完全保存版』が公開された。“プーさん”はディズニーを代表する人気キャラクターに。