今年はディズニー創立100年。その歩みの中で記録にも記憶にも残る数々の名作や名キャラクターたちが誕生してきました。100年という歴史の中の忘れえぬ21の象徴的な瞬間を、ディズニー・アニメーションの名作とともに振り返ります。
※作品の公開年度や公開日はアメリカでのもの。年度はアカデミー賞受賞時や記録達成時ではなく作品公開年を表記。
※カバー画像:Photo by Library of Congress/Interim Archives/Getty Images

1923年
ディズニー社創設

画像: Photo by Library of Congress/Interim Archives/Getty Images
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ディズニー・ブラザーズ・カートゥーン・スタジオが設立されたのは1923年10月16日(1986年にウォルト・ディズニー・カンパニーに正式に社名変更)。ウォルト・ディズニーとロイ・O・ディズニーの兄弟によって創立された。アニメーションスタジオであり、設立以来、現在までに61本の長編アニメーション映画を製作。

ウォルト・ディズニーとは?

ウォルト・ディズニー・カンパニー設立者であり、ミッキーマウスの生みの親。19才で初のアニメーション作品を手掛け、22才の若さでディズニー・ブラザーズ・カートゥーン・スタジオ(のちのウォルト・ディズニー・カンパニー)を立ち上げた。

ディズニーランドの生みの親でもあり「ディズニーランドは永遠に完成しない。この世界に想像力が残っている限り、成長し続ける」という発言も有名。アカデミー賞の個人受賞最多記録をもつ。

1928年
ミッキーマウス誕生

画像: 『蒸気船ウィリー』(ディズニープラスで配信中) © 2023 Disney

『蒸気船ウィリー』(ディズニープラスで配信中)

© 2023 Disney

ディズニーを象徴するキャラクターとして世界中で愛されるミッキーマウスはこの年の『蒸気船ウィリー』でスクリーンデビュー。その公開日である11月18日がミッキーの誕生日となっている。初代ミッキーの声はウォルト・ディズニー本人が担当していた。

1932年
『花と木』がアカデミー賞 短編アニメ賞を初受賞

画像: 『花と木』(ディズニープラスで配信中) © 2023 Disney

『花と木』(ディズニープラスで配信中)

© 2023 Disney

3色式テクニカラーによる世界初のカラー・アニメーション『花と木』がアカデミー賞短編アニメ賞を初受賞。恋する木の男女が困難を乗り越えて結ばれる物語。アカデミー賞短編アニメ賞はこの年から設立されたため、同作が初のアカデミー賞を受賞した短編アニメーション。

1937年
世界初のカラー長編アニメーション映画 『白雪姫』大ヒット

画像: 『白雪姫』(ディズニープラスで配信中) © 2023 Disney

『白雪姫』(ディズニープラスで配信中)

© 2023 Disney

ディズニー映画の原点であり、世界初のカラー長編アニメーション『白雪姫』がこの年公開。製作には3年以上の歳月がかけられ、製作費150万ドルという当時破格の規模で、歴史的ヒットを記録。このときウォルトに贈られたオスカー像は7体の小さな像を含む特別仕様のものだった。

1940年
『ピノキオ』アカデミー賞で作曲賞・歌曲賞をW受賞

画像: 『ピノキオ』(ディズニープラスで配信中) © 2023 Disney

『ピノキオ』(ディズニープラスで配信中)

© 2023 Disney

『白雪姫』に続く長編アニメーション2作目『ピノキオ』が公開され、第13回アカデミー賞で作曲賞・歌曲賞をW受賞。どちらもアニメーション映画では初めての受賞となる快挙となった。歌曲賞受賞の「星に願いを」はディズニー史上に残る不朽の名曲。

1940年
初のステレオ音声作品となる『ファンタジア』公開

画像: 『ファンタジア』(ディズニープラスで配信中) © 2023 Disney

『ファンタジア』(ディズニープラスで配信中)

© 2023 Disney

『ピノキオ』と同年に公開された『ファンタジア』は初のステレオ音声作品。クラシック音楽とアニメーションを融合させたディズニーの歴史の中でも画期的な一作となった。60年後、ウォルトの甥ロイ・E・ディズニー製作総指揮の『ファンタジア2000』も誕生。

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