いよいよ2023年11月10日(金)、注目すべき才能が集結した『マーベルズ』が公開。キーパーソンは個性豊かな4人の才能。3人のキャストと、1人の監督に注目!(文・平沢薫/デジタル編集・スクリーン編集部)
カバー画像:Photo by Corey Nickols/Getty Images for IMDb

『マーベルズ』鑑賞前に! 3人のヒーローを振り返り!

キャプテン・マーベル、モニカ・ランボー、ミズ・マーベル。『マーベルズ』で活躍する3人はどんなヒーローなのか。これまでの活躍から振り返ってみましょう。

キャプテン・マーベル/ キャロル・ダンヴァース

画像: 記憶を取り戻し最強ヒーローに(『キャプテン・マーベル』)

記憶を取り戻し最強ヒーローに(『キャプテン・マーベル』)

不屈の心を持つ、アベンジャーズ最強ヒーロー

1:もとは1989年の 米軍テストパイロット
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元々は、アイアンマン誕生前の1989年、米空軍のテストパイロットだった地球人の女性キャロル・ダンヴァース。テスト飛行中に何者かに攻撃され、新技術ライトスピード・エンジンが爆発した際にエネルギーを浴びて強大なスーパーパワーを得るが、記憶を失う。

2:スクラルvsクリー 戦争とは因縁あり
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記憶喪失のダンヴァースは、クリー人に救出され、彼らのエリート特殊部隊の一員に。しかし、地球に不時着して過去の記憶を取り戻し、自分が彼らの一員ではないと自覚。また、クリー人が敵視するスクラル人がクリーの侵略の被害者だと知り、彼らに協力する。

3:フューリーとの 強い絆&圧倒的パワー
『キャプテン・マーベル』『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』『アベンジャーズ/エンドゲーム』をチェック

画像: サノスとの決戦でも女性ヒーローとチームアップ(『アベンジャーズ/エンドゲーム』)

サノスとの決戦でも女性ヒーローとチームアップ(『アベンジャーズ/エンドゲーム』)

記憶喪失のダンヴァースが地球で出会ったのが、まだアベンジャーズ結成前のS.H.I.E.L.D.捜査官ニック・フューリー。共に行動して絆が生まれ、地球を去る時にフューリーに彼女を呼べる通信装置を渡す。サノス襲来時、危機を察したフューリーはこの装置で彼女に連絡。ダンヴァースがアベンジャーズに合流した。

一時地球を離れるも、サノスとの最終決戦時には一人で巨大宇宙船を破壊するなど、圧倒的な強さを見せる。

こんな所にも登場!
『シャン・チー/テン・リングスの伝説』のポストクレジット・シーンでシャン・チーの腕輪を見にくるが、すぐに忙しそうに別の用事へ。

「ホワット・イフ...?」第3話のラストでフューリーに呼び出され、第7話で放蕩者になったソーと戦い、第8話でウルトロンと激闘。

「ミズ・マーベル」シーズン1最終話のポスクレで、突然、カマラの部屋に出現、このシーンが『マーベルズ』に繋がる。

モニカ・ランボー

画像: 力に目覚め、S.A.B.E.R.に スカウトされた(「ワンダヴィジョン」)

力に目覚め、S.A.B.E.R.に スカウトされた(「ワンダヴィジョン」)

力に目覚めた、S.A.B.E.R.のエージェント

1:少女の頃はキャプテン・マーベルの親友
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モニカの母親マリアは、キャプテン・マーベルことキャロル・ダンヴァースが空軍のテストパイロットだった頃の同僚で親友。モニカも、幼い頃からダンヴァースと親しかった。記憶を取り戻したダンヴァースに依頼され、彼女のヒーロースーツのデザインを手がける。

2:S.W.O.R.D.の任務中にスーパーパワーを獲得
「ワンダヴィジョン」

モニカの母は宇宙の脅威に対応する諜報機関S.W.O.R.D.の初代長官になり、成長したモニカは捜査官に。サノスの指パッチンから復帰後、事件の捜査中に、スカーレット・ウィッチが創ったエネルギーシールド“ヘックス”に何度も触れ、特殊なパワー持つようになる。

3:今はフューリーのS.A.B.E.R.で活動中
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画像: ワンダが作りだしたヘックスに触れ身体に変化が(「ワンダヴィジョン」)

ワンダが作りだしたヘックスに触れ身体に変化が(「ワンダヴィジョン」)

その事件の解決後、モニカの前にスクラル人が現れて、彼女をリクルート。モニカは、ニック・フューリーが指揮する宇宙ステーションS.A.B.E.R.のエージェントになる。この組織では、地球人とスクラル人が協力し、宇宙の脅威に目を光らせている。

ミズ・マーベル/カマラ・カーン

画像: お茶目な10代のヒーロー、ミズ・マーベル(「ミズ・マーベル」)

お茶目な10代のヒーロー、ミズ・マーベル(「ミズ・マーベル」)

素顔はヒーローオタク! チャーミングな10代ヒーロー

1:キャプテン・マーベルが大好きな16歳
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キャプテン・マーベルが大好きで、部屋はポスターだらけ、コスプレ大会では彼女のコスプレをするオタクな16歳。コスプレのため身につけた祖母のバングル(腕輪)によりスーパーパワーを発揮して自分も驚く。MCU初のイスラム系スーパーヒーローが誕生。

2:祖先は別次元からやってきた
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カマラの曽祖母アイシャの故郷は、この世界ではなく、別次元"ヌール・ディメンション"だと判明。ヌールとは光のことで、カマラが"硬い光"を出現させられるのも、カマラにヌールの力が伝わっているから。その力を、バングル(腕輪)が目覚めさせた。

3:「カマラ」の意味は「マーベル」!
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画像: MCUでは初のイスラム系スーパーヒーロー(「ミズ・マーベル」)

MCUでは初のイスラム系スーパーヒーロー(「ミズ・マーベル」)

カマラは父から、カマラとはウルドゥー語で「マーベル」という意味だと聞いて、ヒーローとしてミズ・マーベルと名乗ることを決意。最終話のポストクレジットでバングルが光り、カマラが消えてキャプテン・マーベルが出現、これが『マーベルズ』に直結する。

ここも押さえておきたい! 『マーベルズ』関連ポイント

ニック・フューリーの今

画像: 過激派スクラル人の陰謀を阻止したフューリー(写真は「シークレット・インベージョン」より)

過激派スクラル人の陰謀を阻止したフューリー(写真は「シークレット・インベージョン」より)

元S.H.I.E.L.D.長官で、アベンジャーズの創設者。サノスの指パッチンで消滅し『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)で戻るが、S.H.I.E.L.D.には復帰せず、スクラル人と共に宇宙ステーションS.A.B.E.R.にいて、スクラル人の新たな故郷を探しつつ、宇宙の脅威に備える。

「シークレット・インベージョン」でスクラル人の過激派による陰謀を阻止するため地球を訪れるが、その後、また、ステーションに戻る。実は、妻は地球人の姿をしたスクラル人。

味方にも! 敵にも? スクラル人

画像: 地球に100万人が住んでいることが判明したスクラル人(写真は『キャプテン・マーベル』より)

地球に100万人が住んでいることが判明したスクラル人(写真は『キャプテン・マーベル』より)

クリー人に侵略され故郷を失った種族。トカゲのような容貌と緑色の肌が特徴。他人の姿そっくりに変身する能力を持つ。アベンジャーズのヒーローたちのDNAをコピーしたスーパースクラルも誕生した。『キャプテン・マーベル』(2019)などのタロス、その娘のガイアなど。

ダーベンもこの種族! クリー人

画像: ガーディアンズを苦しめたロナンもクリー人(写真は『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』より)

ガーディアンズを苦しめたロナンもクリー人(写真は『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』より)

強大な軍事力を誇り、多数の星を侵略してきた戦闘的種族。スクラル人と長年にわたり戦争中。種族の意思決定は人工知能スプリーム・インテリジェンスが行う。『キャプテン・マーベル』のヨン・ロッグ、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(2014)のロナンなど。

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』『キャプテン・マーベル』『アベンジャーズ/エンドゲーム』ディズニープラスで配信中/ 「ワンダヴィジョン」「ミズ・マーベル」「シークレット・インベージョン」ディズニープラスで独占配信中
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『マーベルズ』
2023年11月10日(金)公開
アメリカ/2023/配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
監督:ニア・ダコスタ
出演:ブリー・ラーソン、イマン・ヴェラーニ、テヨナ・パリス、サミュエル・L・ジャクソン、パク・ソジュン

©Marvel Studios 2023

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