⽔上は「みんなで声を出しながら鍛えていて異様な光景でした(笑)」と振り返りつつ、「今は5kg くらい落ちましたが、僕は野球で一度体を大きくした経験があったので。倉くんは初めてだから大変だったのでは。落ち込む彼を横目に優越感にひたってました(笑)」と話す。
品川監督は「誰がどう見てもパンチが当たってる、蹴りが当たっているように見えるように撮るかという点にこだわって撮影した。あんまり細かい撮影方法は言えないけど、“痛さ”をリアルに撮る方法をみんなで一所懸命考えて開発した」と単なるアクションでは終わらせない撮影へのこだわりを明かした。
さらに話題は大阪のことへ。大阪出身の倉は大阪弁でのトークを促されるものの「難しいです…」と恥じらいを見せ、放送中のNHK 連続ドラマ小説「ブギウギ」を大阪で撮影中の⽔上は「あんまり大阪観光したことなくて、今日ここに来る時に初めてグリコを見ました!!」と興奮を隠せない様子。
品川監督が「僕の映画は大阪の人や九州の人がよく見てくれるんです。ヤンキーが多いから(笑)だから大阪はいつも良い印象です」と語ると、倉が「ありがとうございます!」と答え、「大阪を代表して!?」と監督から、⽔上からは「大阪弁喋れへんのに!?」と現在絶賛勉強中だという大阪弁でツッコミが入った。
いよいよ今夜に控えた阪神VS オリックスの日本シリーズ第6 戦について問われると、「大阪でも阪神派とオリックス派に分かれるんです。でも、どっちが勝っても大阪的にはハッピー。電化製品がめっちゃ安くなるので(笑)」と語る倉に、「 狂犬 と恐れられる)劇中の役柄と全然違うじゃん!!」と⽔上&監督から厳しいツッコミが入った。
終始和やかな雰囲気で展開したトークだったが、撮影時の現場の雰囲気を問われ、倉が「良い緊張感はありつつ、部活みたいな感じでした。みんな同世代の俳優でお互いアイツには負けたくないということを思いながらやってました」と語ると、監督も「みんなアクションシーンも自分がカッコよく映りたいという気持ちは絶対あって、ライバル心もあり、友情もあるし、という感じで劇中さながらの現場でした」と語った。
最後の挨拶では、倉が「続編も出来るくらい面白い映画」と熱弁、⽔上は「皆さん焼肉食べたいでしょう???是非今日は焼肉を食べて帰ってほしい」と本作の焼肉映画としての側面をPR 。
品川監督は「要所要所で冗談ぽく言っている台詞があとで絡んできたり、何回も見直すことで気が付くところがたくさんある作品。原作漫画に紐づいた伏線も張ってるので、マンガも一緒に楽しみつつ、何度も見てもらえたら嬉しい」とそれぞれに本作の魅力をアピールした。
『OUT』
監督・脚本:品川ヒロシ
出演:倉 悠貴、醍醐虎汰朗、与田祐希(乃木坂46)、 ⽔上恒司
與那城 奨(JO1)、 大平祥生(JO1) 、金城碧海(JO1)
小柳 心、久遠 親、山崎竜太郎、宮澤 佑、長田拓郎、仲野 温
原作:井口達也/みずたまこと『OUT』(秋田書店「ヤングチャンピオン・コミックス」刊)
主題歌:JO1 「HIDEOUT 」(LAPONE Entertainment Entertainment)
制作:吉本興業 制作協力:ザフール 配給:KADOKAWA
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