カバー画像:Photo by Stephane Cardinale - Corbis/Corbis via Getty Images
メアリー from『ブーリン家の姉妹』(2008)
姉との愛憎に揺れるピュアな妹
複雑度99%
16世紀イギリスが舞台の、ヘンリー8世とブーリン姉妹を巡る史劇。スカーレットは控え目な妹メアリー役。実家の政治的策略に巻き込まれ、新婚なのに思いがけず王に気に入られてしまい…。
誠実なメアリーが愛人という立場に葛藤しつつも心惹かれていく、淡いトキメキが伝わって来ます。この恋をこんなにもピュアに表現できるのはスカーレットだからこそ!
ナターシャ from『ブラック・ウィドウ』(2021) ほか
トラウマと戦う華麗な“アベンジャー”
複雑度88%
『ブラック・ウィドウ』は『シビル・ウォー』でナターシャが離脱した後の物語。幼い頃共に暮らした偽装家族の妹エレーナと再会、壊滅させたはずのスパイ養成機関が健在であることを知り…。
特殊な過去を持つナターシャは諜報や戦闘、話術にも長け、MCUの中でも屈指のミステリアスで難解な人物。まさにスカーレットにピッタリのハマり役!
ミステリアスさ際立つこんな超人級キャラも!
幻想的な美しさでさらに説得力が増す“超人級”な役はブラック・ウィドウ以外にも!
人を襲う黒髪美エイリアン〈『アンダー・ザ・スキン 種の捕食』(2013)〉に、マフィアに埋め込まれた薬物により超人化したルーシー〈『LUCY/ルーシー』(2014)〉、脳以外ほぼ機械のサイボーグ人間ミラ〈『ゴースト・イン・ザ・シェル』(2017)〉などなど。
ジェス from『ラフ・ナイト 史上最悪!?の独身さよならパーティー』(2017)
昔の悪ノリは…でもやっぱ友情って最高っしょ!
複雑度78%
スカーレット主演、上院議員志望のジェスの“独身さよならパーティー”でハイになった女子5人組にアクシデント発生!
不穏なの苦手かも…なんて方の心配も一瞬で吹き飛ぶくらい、次から次へと襲い来る笑いの数々! 彼女の演技力がトンデモ展開×リアルの絶妙バランスを押し上げる! 豪華実力派キャストたちによるノンストップコメディ。
ニコール from『マリッジ・ストーリー』(2019)
妻で母で、そして“自分”
複雑度100%
演出家チャーリーと女優ニコール、夫婦が離婚する過程をじっくりリアルに描いた話題作。ニコールを演じたスカーレットの、妻として母として、またキャリアを考えるいち個人として、色々な立場が合わさった複雑な心理描写が見事。
ラスト、序盤とは全然違う、自信を取り戻しいきいきと過ごす彼女の様子に涙…あたたかい余韻が沁みます。
一言で語り切れないスカーレットの“母役”
知的で愛情深い彼女の雰囲気にぴったりの、戦時中でも信念を貫いた母ロージー〈『ジョジョ・ラビット』(2019)〉。そして女優であり母であるという役(ミッジ・キャンベル)を演じる女優役〈『アステロイド・シティ』(2023)〉。既に複雑さを極める彼女の“母役”歴、次も期待しちゃいますね!
アッシュ from「SING/シング」シリーズ
美声放つロックでクールなヤマアラシ
複雑度75%
劇場の経営を立て直す動物擬人化アニメーションの本シリーズでは、ロックを愛するヤマアラシの少女アッシュの声を担当。伸びやかで力強く、心地のよい美声は大絶賛され、本作オリジナル「Set It All Free」は人気の楽曲に!
続編ではなんとあのU2のボノが元ロックスターのライオンの役で参加、ふたりの夢のデュエットが実現したのでした…!
ハスキーボイス生かして 他にこんな役も!
近未来の超流暢な人工知能型OSサマンサ〈『her/世界で一つの彼女』(2013)〉、ジャングルで妖しくゆったりと語りかけてくるニシキヘビ・カー〈『ジャングル・ブック』(2016)〉、ツヤツヤ毛並みのゴミ島のマドンナ犬・ナツメグ〈『犬ヶ島』(2018)〉など。甘くて優しくてちょこっとハスキーな彼女の声は、ずっと聴いていたくなるやみつきボイス。
『SING/シング:ネクストステージ』
Blu-ray発売中/2075円(税込)
発売元・販売元: NBCユニバーサル・エンターテイメント
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